ドン底なのに
楽しい。
この幸せ感はどこから来るのだろう。
いろんな問題を抱えているのに、
この楽観性はなんなんだろう。
理由は分かっている。
愛する人がいる。
愛してくれる人がいる。
これに尽きる。
良い時は近づき、
不調になると離れていく人が多い。
そんな中、
敢えて最悪の状態において、
側にいてくれる。
誰しも、世のため人のためになることを望んでいる。
それは、家族のためであったり、
なかでも子供のためと考える人は少なくない。
だが、
自分の私利私欲に駆られる人もまた多い。
お金、地位や名誉などのために私腹を肥やすことに懸命だ。
人の足を引っ張り、陥れることに躍起になっている。
一時的に羽振りが良くても、
そういう人の行く末は見えている。
子供たちも成長し、親の手を離れ、独立する。
それまで一枚岩だった(と思っていた)夫婦関係も壊れ
年を取り、孤独にさいなまれる時、
再び生きる情熱を燃やせるものは何だろう。
ボランティアに没頭するのもいいだろう。
習い事に嵌るのもいいだろう。
趣味に生きるのもいいだろう。
だが、
いつもどこかに虚無感を感じていた。
充足感が欠けていた。
何かが足りない。
あれだけ頑張ってこれた原動力は何だったんだろう。
それは、
愛する人がいたからだと今更ながら気づく。
いつの日か、その気持ちを無くしていた。
もうあれほど人を愛し、情熱を燃やせることはないだろうと諦めていた。
それでも生き甲斐をどこかに求め、
自分を鼓舞しながら偽りの自分を演じつつ日々を送ってきたのかもしれない。
死に向けて、時間だけが足早に過ぎ去っていく。
焦りは諦めに変わり、
それを悟りだと錯覚する。
いまさら、年甲斐もなく、笑われる、バカにされると人の目を気にしながら生きる。
心のどこかに自己矛盾と罪悪感が潜む。
これが自分の人生なのかと。
このまま死んでいくのかと。
もう一花咲かせたいと別の自分が叫んでいる。
いやいや、もう終わったのだと消化試合の日々に流される。
勝負は下駄を履くまでわからない。
人生の勝負も棺桶に足を突っ込むまでわからないものだ。
これまでの悪行三昧(committing every evil)の付けがここへきて噴きでている。
抗(あらが)うことなく甘んじて潔く罰を受けよう。
すべてを浄化できるとは思わないが、
粛々と解決して、
罪滅ぼし、恩返しにこれからの人生を賭けてみるのもいいだろう。
愛する人と共に。
同じ過ちを繰り返さないように。
楽しい。
この幸せ感はどこから来るのだろう。
いろんな問題を抱えているのに、
この楽観性はなんなんだろう。
理由は分かっている。
愛する人がいる。
愛してくれる人がいる。
これに尽きる。
良い時は近づき、
不調になると離れていく人が多い。
そんな中、
敢えて最悪の状態において、
側にいてくれる。
誰しも、世のため人のためになることを望んでいる。
それは、家族のためであったり、
なかでも子供のためと考える人は少なくない。
だが、
自分の私利私欲に駆られる人もまた多い。
お金、地位や名誉などのために私腹を肥やすことに懸命だ。
人の足を引っ張り、陥れることに躍起になっている。
一時的に羽振りが良くても、
そういう人の行く末は見えている。
子供たちも成長し、親の手を離れ、独立する。
それまで一枚岩だった(と思っていた)夫婦関係も壊れ
年を取り、孤独にさいなまれる時、
再び生きる情熱を燃やせるものは何だろう。
ボランティアに没頭するのもいいだろう。
習い事に嵌るのもいいだろう。
趣味に生きるのもいいだろう。
だが、
いつもどこかに虚無感を感じていた。
充足感が欠けていた。
何かが足りない。
あれだけ頑張ってこれた原動力は何だったんだろう。
それは、
愛する人がいたからだと今更ながら気づく。
いつの日か、その気持ちを無くしていた。
もうあれほど人を愛し、情熱を燃やせることはないだろうと諦めていた。
それでも生き甲斐をどこかに求め、
自分を鼓舞しながら偽りの自分を演じつつ日々を送ってきたのかもしれない。
死に向けて、時間だけが足早に過ぎ去っていく。
焦りは諦めに変わり、
それを悟りだと錯覚する。
いまさら、年甲斐もなく、笑われる、バカにされると人の目を気にしながら生きる。
心のどこかに自己矛盾と罪悪感が潜む。
これが自分の人生なのかと。
このまま死んでいくのかと。
もう一花咲かせたいと別の自分が叫んでいる。
いやいや、もう終わったのだと消化試合の日々に流される。
勝負は下駄を履くまでわからない。
人生の勝負も棺桶に足を突っ込むまでわからないものだ。
これまでの悪行三昧(committing every evil)の付けがここへきて噴きでている。
抗(あらが)うことなく甘んじて潔く罰を受けよう。
すべてを浄化できるとは思わないが、
粛々と解決して、
罪滅ぼし、恩返しにこれからの人生を賭けてみるのもいいだろう。
愛する人と共に。
同じ過ちを繰り返さないように。