世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

地球がステージ

2016年02月27日 | 100の力
Ride on stage.

人はすべて人生というステージの上に立っている。


       迫(せり)舞台の上で

そして、一人一人が主役のドラマを演じている。

とはいえ、実際は脇役だったり、エキストラだったりするかもしれない。


そのスクリプトは、

自分が書くか、人の書いたものに乗っかるか。


いずれにせよ、台本通りにいかないのが人生。

時に書き直し、アドリブを入れる。


それを自由自在にこなすのが人生の妙味。

人の書いたシナリオに従い一生を終えるのもまた人生。


自分で独自に脚色し、様々な問題にぶつかってはまた書き直すのもこれまた人生。



我々人類は、地球という丸くて大きなステージに立っている。

大きすぎてステージ全体を見回すことはできない。

どこが上手で、下手なのかも定かでない。

ただ、幾重もの黒紗(幕)が用意されていて、

回り舞台や迫(せり)といった仕掛けが組み込まれている。


何幕まで演じるかも人それぞれ。

人生30年周期をとれば、平均年齢的に三幕まではあることになる。

中には一幕で終わる人もいるだろう。


地球という大きさのステージの上を、

フルに動く人はまれかもしれない。

ごく一部に限られる場合がほとんどだろう。


だが自分が動くことで、

風景(背景)が変わり、そこに出てくる登場人物も変わっていく。

自分の年齢も変わり、

体力や経験の変化によって演技力も変わる。


旅が、総合学習であるように、

映画や、舞台もまた総合芸術である。

人生は、アートいう位置づけ。

いかに描くか、演じるか。

悲劇にするか、喜劇にするかどうにでもできる自由自在の人生。

シェークスピアは、その両方を描き、自らも演じた。

あやかりたいものだ。


今度の日曜日(日本時間月曜)第88回のアカデミー賞が決まる。

近い将来、自分がそのステージに立つことを想像しながら観よう。
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2月26日(金)のつぶやき

2016年02月27日 | 100の力
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