かじえいせいが地球を歩いて読み解く、
絶対当たる、これから10~20年後の世界情勢予測
結論から言えば、間違いなくアジアの時代が来る。
マクロ的には中国インドが経済面、政治面、軍事面でも世界をけん引するだろう。
だが、アセアン全体も経済的にはかなり伸びしろがある。その中でも最も伸びるのはベトナムである。
韓国、日本は下降の一途を辿る。
アメリカは影響力が小さくなるが、依然として覇権を握る懐の深さを保つだろう。高齢化、移民問題を抱えるEUを中心とするヨーロッパも鳴かず飛ばずの状況をなんとか維持するだろう。発展しきった先進諸国は多かれ少なかれ少子高齢問題が深刻化し、もはや高い成長率は望めない。さらに今後も打開策である移民政策に頭を悩ませ続けるだろう。
アフリカ、中南米は、ナイジェリア、エチオピアやブラジルなど、国によってはある程度の成長を見せるものの、全体的には頭打ちになるだろう。
日本の活路を見出すとするならば、移民をはじめとする外国人労働者とどう折り合いを見せるかと、アジアを中心とするインフラ開発にどう加担するかにかかっていると言えよう。ただ、ODAも縮小傾向にあり、中国の一帯一路政策に押され気味なのが懸念の材料だ。さらに、高い技術力がありながら、それを発揮できるポテンシャルがないところが最大の弱点となっている。加えて、日本人の内向き姿勢と言語(英語力)能力、および排他的文化の壁が取り除かれない限り、日本の地盤沈下は避けられないだろう。インバウンド、アウトバウンドともにもっと力を入れて生産性を急速に高めなければならない。このままいけば、中国・インドはもとより、アセアンにも後塵を拝し、アジアの三流国になり下がることは必至である。
そいった状況のなかで、やはりアセアンは強い。ここしばらくは5%前後の成長率を維持するだろう。
その根拠は、歴史的に根付いた国民性と宗教、そして気候(自然災害を含む)、さらに治安、政情の問題、人口と国土面積などによる。もちろん、地の利(国の位置)も大きく影響する。根本的に赤道に近い熱帯に属する地域はその気候的性格上大きく飛躍することはない。なぜなら、熱帯であるがゆえに最低限の衣食住はすでに確保できているからである。極端に言えば、働かなくても生きていけるのだ。飢えたり凍え死ぬことはない。(ただし、激しい干ばつや氷河期にでもなればこの限りではなくなる)
宗教は、大きく分けてキリスト(カトリック、プロテスタントでも違う)、イスラム(宗派が別れる)、ヒンズーそして仏教(大乗と小乗、チベット仏教とで違う)とあるが、制約が多いと現代社会においていろいろと不都合を生じる。たとえば、ハラールは飲食慣習に制約があり、普遍的食文化の発展には限界があるし、牛神聖化は、渋滞を引き起こすなど交通状況に不便をきたす。(宗教そのものを否定するものではない)
同じ国内で宗教や民族的分断があると、政情不安になりがちで、治安が悪化する傾向にある。
そうした総合的判断の下で、貧富の格差もさほどなく(一部富裕層はいるが)、テロや内紛の可能性がほとんどないベトナムが抜きんでて発展する条件を満たしていると筆者は考える。
社会主義国という懸念はあるが、果たして選挙がある民主主義国家ならそれで良いのかという疑問は払しょくできない。日本や韓国を見ていると特にそう思わざるを得なくなる。特に日本は、明らかに民主独裁国家である。かつて、経済は一流、政治は三流と言われた時代があったが、物言わぬ国民の元、今や経済三流、政治は五流の域であろう。
選挙の無い一党独裁の国の中でも、キューバも政情は安定し、国民性も明るい。幸せ度の高い国にラテン国が多いのも頷ける。必ずしも幸福度は経済発展と比例しないのだ。
今や、経済発展が全てではない価値観が広がってきていることを看過してはいけない。そこに資本主義の限界が見えている。
なお、世界的天災、気候など大規模な天地変動があれば、上記の予測外の動きがあるだろう。
まあ、今回はザーッと大雑把に見てきたけど、それでもこれくらいは読める。
もう少し精査する必要はあるけどね。
絶対当たる、これから10~20年後の世界情勢予測
結論から言えば、間違いなくアジアの時代が来る。
マクロ的には中国インドが経済面、政治面、軍事面でも世界をけん引するだろう。
だが、アセアン全体も経済的にはかなり伸びしろがある。その中でも最も伸びるのはベトナムである。
韓国、日本は下降の一途を辿る。
アメリカは影響力が小さくなるが、依然として覇権を握る懐の深さを保つだろう。高齢化、移民問題を抱えるEUを中心とするヨーロッパも鳴かず飛ばずの状況をなんとか維持するだろう。発展しきった先進諸国は多かれ少なかれ少子高齢問題が深刻化し、もはや高い成長率は望めない。さらに今後も打開策である移民政策に頭を悩ませ続けるだろう。
アフリカ、中南米は、ナイジェリア、エチオピアやブラジルなど、国によってはある程度の成長を見せるものの、全体的には頭打ちになるだろう。
日本の活路を見出すとするならば、移民をはじめとする外国人労働者とどう折り合いを見せるかと、アジアを中心とするインフラ開発にどう加担するかにかかっていると言えよう。ただ、ODAも縮小傾向にあり、中国の一帯一路政策に押され気味なのが懸念の材料だ。さらに、高い技術力がありながら、それを発揮できるポテンシャルがないところが最大の弱点となっている。加えて、日本人の内向き姿勢と言語(英語力)能力、および排他的文化の壁が取り除かれない限り、日本の地盤沈下は避けられないだろう。インバウンド、アウトバウンドともにもっと力を入れて生産性を急速に高めなければならない。このままいけば、中国・インドはもとより、アセアンにも後塵を拝し、アジアの三流国になり下がることは必至である。
そいった状況のなかで、やはりアセアンは強い。ここしばらくは5%前後の成長率を維持するだろう。
その根拠は、歴史的に根付いた国民性と宗教、そして気候(自然災害を含む)、さらに治安、政情の問題、人口と国土面積などによる。もちろん、地の利(国の位置)も大きく影響する。根本的に赤道に近い熱帯に属する地域はその気候的性格上大きく飛躍することはない。なぜなら、熱帯であるがゆえに最低限の衣食住はすでに確保できているからである。極端に言えば、働かなくても生きていけるのだ。飢えたり凍え死ぬことはない。(ただし、激しい干ばつや氷河期にでもなればこの限りではなくなる)
宗教は、大きく分けてキリスト(カトリック、プロテスタントでも違う)、イスラム(宗派が別れる)、ヒンズーそして仏教(大乗と小乗、チベット仏教とで違う)とあるが、制約が多いと現代社会においていろいろと不都合を生じる。たとえば、ハラールは飲食慣習に制約があり、普遍的食文化の発展には限界があるし、牛神聖化は、渋滞を引き起こすなど交通状況に不便をきたす。(宗教そのものを否定するものではない)
同じ国内で宗教や民族的分断があると、政情不安になりがちで、治安が悪化する傾向にある。
そうした総合的判断の下で、貧富の格差もさほどなく(一部富裕層はいるが)、テロや内紛の可能性がほとんどないベトナムが抜きんでて発展する条件を満たしていると筆者は考える。
社会主義国という懸念はあるが、果たして選挙がある民主主義国家ならそれで良いのかという疑問は払しょくできない。日本や韓国を見ていると特にそう思わざるを得なくなる。特に日本は、明らかに民主独裁国家である。かつて、経済は一流、政治は三流と言われた時代があったが、物言わぬ国民の元、今や経済三流、政治は五流の域であろう。
選挙の無い一党独裁の国の中でも、キューバも政情は安定し、国民性も明るい。幸せ度の高い国にラテン国が多いのも頷ける。必ずしも幸福度は経済発展と比例しないのだ。
今や、経済発展が全てではない価値観が広がってきていることを看過してはいけない。そこに資本主義の限界が見えている。
なお、世界的天災、気候など大規模な天地変動があれば、上記の予測外の動きがあるだろう。
まあ、今回はザーッと大雑把に見てきたけど、それでもこれくらいは読める。
もう少し精査する必要はあるけどね。