世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

12時間船の旅

2018年11月07日 | 
海じゃなくて川をさかのぼること12時間。



朝5時半にバガン出港。

目的地マンダレイに着いたのが、

定刻の夕方5時半だった。



朝日と夕陽を拝み、

朝食と昼食にもありついた。




眠気覚ましコーヒーと、

川風に吹かれながら、船の上で飲むビールはまた格別だった。




欧米からのわずか12~3人の乗客たちと、

クルーのみなさんとも楽しい時間を過ごした。


こうしたゆったりとした旅が好きだ。







まんまといっぱいくわされた❗

2018年11月07日 | 
ビレッジを見たいですか?

バイクのドライバーに聞かれ、

二つ返事でok した。


田舎の生の暮らしが見られるなら、と思った。


確かに、人口600人の村だった。

村に着くと、女の子が出てきて、

案内してあげるという。


田舎のガキ大将?


気楽についていくと、

普通の家もあるが、

お土産屋が何ヵ所かある。


いろいろと説明を受ける。

なるほど、村全体が観光地になっているのだ。


小一時間、一通り興味深く見て回ったあと

チップを要求された。


当然のこととして、

5000チャット(500円)を渡した。


しばらくして、

10000チャット欲しいと

渡した5000チャットを返してくれた。

ただ、四つ折りにたたんであった。


ボクはそのまま引き換えに

10000チャットを渡した。


結構親切に詳しく説明してくれたので

1000円でもいいと思った。

因みに、

ミャンマー人の平均月収は1万円に満たないと思う。


その夜、

レストランで支払いをする時、

その5000チャットを出したら、

なんと500チャット(50円)ではありませんか!


ボクは思わず苦笑いしてしまった。

うまくすり替えたものだ。

お札の色が、同じ赤なのを知った上での確信犯にちがいない。

たぶん同じ手口を何度となく使っているのだろう。


ボクは今、貢献の旅に出ている。

縁あって出会った人たちに、

何かお役に立てればと考えて旅している。


高々450円の差だ。

最初から言えばごまかす必要もなかったものだろうに。

こういったところに、

国民性てのが出るんですよね。


聞けば、19才という。

ミャンマーでは、小さい子どもたちがたくさん働いている。


あるいは、

仏門に入り、

托鉢して回っている。



これがミャンマーの実情なんだろうけど、

ごまかしは良くない❗





ちなみにこのお婆ちゃん、

93歳、村一番の長老だ。

タバコが健康の元らしい。


トウモロコシだけどね。

だけど、様になっている。



日本の限界集落も、

このように生かせばいいだろう、

と思わせてくれた。