世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

書いては捨て、捨てては書き

2018年11月26日 | 100の力
どうやら、

世間は3連休だったらしい。

リゾートホテルをやってたので、

本来稼ぎ時だ。


そこが今は、

ぜっこうの隠れ家になっている。


そこに籠って

日がな一日、

自分と向き合う作業をひたすら続ける。

これも、厳しい修行の一巻なのだろう。



目の疲れは限界に近づきつつある。

目を癒してくれた周囲の緑も今は色褪せてしまった。


原稿に向かうたびに

次から次と語彙や文章が浮かんでくる。

1/3に削らなければならないというのに、

削るというより、

ますますボリュームは膨らんでいく。


雑念の中からキーワードを抽出していかなければならない。

それはあたかも、砂の中から砂金を探すようなものだ。


文机に座って、

原稿用紙にペンを走らせる。

気に食わないと、

用紙をしわくちゃにしてわきにポンポン捨てる。

いつの間にか、周りは紙くずだらけ。


こんな光景が、

昔の文豪にはよく似合う。


今は、キーボードを叩く。

紙やペンは使わない。


気に食わなければ、

デリートしたり、

上書きで済む。

それを日がな一日繰り返す。


飽きてくると、

部屋をうろつく。

外は寒そうだ。


コーヒーやお茶をすする。

軽くストレッチをする。

ピアノの鍵盤をたたいてみる。

ずいぶんと軟(やわ)になったものだ。


今日もごそごそと

ベッドから抜け出しては

冷えきった部屋で独りディスプレイに向かう。

目を労りながら。







11月25日(日)のつぶやき

2018年11月26日 | ライフスタイル