世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

悩みの種

2018年12月21日 | 100の力
心が痛い。

日に日にボクを苦しめる情報が寄せられる。


それは、

外国人労働者、及び留学生の実態だ。


万引きなどの犯罪の激増、

不法滞在者の増加、

過酷な労働条件などによる疾病、

保険のない留学生の病院代。


それから、

恫喝、嫌がらせ、いじめ、

自殺や怪死などなど。


ボクの元にもそうした悩みやお金の無心が寄せられる。



ある留学生から、

病院に行きたいので5万円貸してください、と言われている。

さて、どうしたものか。


こうした過酷な実態がSNSで流され

日本行きを渋る人が増えている。


特に介護職は不人気だ。


現在、最も多くの技能実習生を日本に送り出しているベトナムでも、

ハノイにある技能実習生の送り出し業者の1つは、

日本側のニーズの高まりに対応するため、

数億円をかけて全寮制の介護実習生専用の施設を整備したが、

日本側から寄せられている求人数の1000人の4分の1しか実習生を集めることができていない。


このように、日本で介護を担う人材を集めることが難しくなっている。


高齢化社会を迎えるのは何も日本だけに限ったことではない。

ヨーロッパやカナダなど、

先進諸国は軒並みそうだ。


そしてそれらの国もまた外国人労働者を求めている。


受け入れ側の体制も整わないまま、

一方的に目標人数だけ掲げても来てくれるわけではない。


受け入れ企業や農家の中には、

外国人労働者を外部と接触させないため、

隔離同然の扱いをしているところもある。


彼らは、奴隷や機械ではない。

夢と希望といった熱い情熱を持った列記とした人間なのだ。



対策は一つ。

労働集約型を脱却し、

一刻も早くAI化を進め生産性向上を計ることだ。


だが、悲しいかな現実はこの分野で日本は世界的に遅れを取っている。

なぜだ!?


どうなる日本の未来。


30年後(2050年)、40年後(2060年)の

子供や孫に時代、

幸せな地球になっているだろうか。


おちおち死ねないな。