世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

怒ってる

2019年09月05日 | 100の力
珍しく怒(いか)った。

怒ると怖いよ、ボクは。

(スーパーサイヤ人になる)



腰の調子が悪い。

天候不順の上、座りっぱなしで、

運動不足が災いしたか。


久々(3年ぶり?)の坐骨神経痛だ。



20年ほど前、

400日間、25kのバックパックを背負って世界一周した後、

初めて発症した。


半年くらいかかって自分で治した。


           (ベッドの上でストレッチを行う著者)


氣功と、ヨガと、ストレッチなどを駆使して。


         (裸でやるのは、体形と筋肉を確認するため)


その後も3年ほど前に再び調子悪くなった。

その時ボクはネパールにいた。


        (ヒマラヤの麓で)


重い足をひきづってヒマラヤをトレッキングした。

帰ってきたら、

治っていた。


          (トレッキングの後のティータイム)


で、今回。


お尻から太ももまで痛みが走る。

ア、また坐骨神経痛だ、と思った。


明日から泊りのセミナー、

来週はボランティアで車椅子を押さねばならない。


万全の態勢で臨みたい。

それには急を要する。


そう思って

整体院にかかろうかと思った。


だが、それでは即効性はない。

だったら、

とりあえず対処療法として、

整形外科で痛み止めをもらおう、と行った。


ところが、

ところが、


レントゲンを撮られた後、

「これは坐骨神経痛ですね」と医者がいう。


いやいや、それは最初から言ってるでしょ。

(レントゲン撮らなくたって触診ですぐにわかる)


「とりあえず明日には痛みがないようにしたい」と、言った。


「では、MRIを撮りましょう」

「は?」

「いや、神経を細かく見ないと処方できませんから」と半ば強制的。


それで、MRIのある病院を紹介され、

「その後、そのフィルムを持ってまた帰ってきてください」と。


そこまでやる必要があるのかと

訝(いぶか)りながら、一応従った。


そして、

紹介された病院でMRIの検査を受けた。


そして、その請求額に驚いた。

1万円。


元の病院に帰れば

診察はもとより、レントゲン代や処方薬を払わなければならない。


おいおい、いったいいくらかかるんだよ。

行くんじゃなかった。


とりあえずの痛み止めが

えらく高くつく。


ボクは「過剰診療」ではないか、とクレームした。

MRIのフィルムも受け取らなかった。

そして、元の病院へも戻らなかった。


その後、

病院からは電話一つ何の連絡もない。

(おそらく後ろめたいのだろう)


なるほど、

「西洋医学」とはこのようなものなのか。


何千万という機械を使い、

大量の薬を処方する。


半日時間を無駄にした上、

不要な診察をして、

ボッタくる。


やはり「東洋医学」で

自分で治すしかない。

自然治癒力も使って)


意地でも治してやる。


そう覚悟を決めた途端、

嘘のように、痛みが消えた。


これこそ「氣」の力だ。



【追記】


ほとんどの病は、

自分で治せます。


『老春時代』

第四章、「病院へは行くな、薬は飲むな」

をお読みください。

(11月、刊行)