世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

他人勝手

2021年09月12日 | ライフスタイル
多様性の時代である。


いろんな価値観が交錯する。


百人百色。


「あなたの色に染まります」なんて

しおらしいことを言われて勇んで結婚しても、

むしろ、染まらせられるのがオチ。



誰しも自分が一番可愛い。


だから、相手を自分の色に変えようとする。


だが、

その相手も、そう思っている。


お互いのせめぎ合い。


決裂すれば

悲しい離別が待っている。



みんな、自分勝手なんです。



自分勝手言うと、

我がまま、エゴと、印象は良くないが、

「他人勝手」ならどうだろう。




「他人勝手」とはどういうことなのか?


他人の好きなようにさせること。


他人を自分の思うようにしようとしないこと。


束縛はもとより、

相手を自分の都合のいいように変えようとしないこと。



相手を変えようとすると、

なかなかできないから、

イラついたり腹が立つ。



そこで、

他人は他人、自分は自分と

割り切ってしまえば

スーッと氣が楽になる。



それは、

相手を認めること。


こういう人なのだと、

広いココロで受け入れる。


どんな相手でも許せるようになる。


もちろん、

自分に直接危害を加えるなら別だが。



お互い好きに暮らせばいい。


そのためには、

信頼関係(ラポール)が大事だ。


裏切らないこと。


同調する時はそうすればいい。


何から何まで合わせる必要はない。



性格の不一致を理由に分かれる人も多いが、

もともと、一致することなんてない。


生まれも育ちも違うのだから。



趣味や金銭感覚、食事の好みがある程度共通しているのなら

あとは大目に見ればいい。


誰しも完璧な人間いない。


だが、

必ず良い面を持ち合わせている。


それを認め合って、

その上で、お互い自遊にやればいい。


ただ、

自遊は、

信頼と責任の下に成り立つことさえ忘れなければ。



【追記】


自遊に生きることは

高度なスキルを要する。


自分で決断し、

すべて自己責任。


それが出来ない人が多いから、

規制や規則の下で生きる。


そして、

不平不満を漏らし、

責任転嫁する。


そのほうが楽だから。


「楽な道を選ぶな」

座右の銘である。