コーヒーを啜りながら、
縁側で日向ぼっこをする筆者。
ひと昔前、
「老後は田舎でのんびりと」が理想だったときがあった。
今もそうお想っている人がいるかもしれない。
ボクは田舎暮らし(自然暮らし)3か所目、
通算40年以上になるが、
決してのんびりではない。
むしろ、忙しい。
やること、やりたいことがいっぱい。
(やらなきゃやらないで済むのだろうが)
だが、
都会暮らしと違うのは、
自分のペースでやれること。
(フリーランス稼業なので)
もちろん、そういう強い意思がなければ
田舎でもやっぱり周囲に流されてしまう。
「都会(街)から来た変わり者の移住者」
と思われた方がむしろ楽。
下手に迎合するより
割り切るほうがいい。
田舎暮らしで唯一制約を受けるのは
車がないと生活していけない、ということである。
逆に言えば、
車さえあれば不便さはさほど感じない。
水や空気が新鮮、
緑が多い、
広い、
物価が安いなど
いいこと尽くめ。
人間関係(田舎の人付き合い)に悩む人もいるが
それは、その場所と
その人の性格によるところが大きい。
一言で田舎といっても
しきたり風習も様々。
自分に合った田舎を探すことだ。
住んでみないと分からないけどね。
ボクも3か所目でヒット。
(ここがそうだ)
街だろうと田舎だろうと、
「棲家ガチャ」はあると思う。
終の棲家をどこにするかで
老後は9割りがた決まる。
ところで今、
移住者が2人、
ここで生活を始めた。
ひとりは、
アメリカ帰りの女性。
馬2頭を引き連れて。
また田舎暮らしの楽しみが増えた。