10月31日は、シハヌーク前国王の誕生日で祝日です。シハヌーク前国王は、1922年10月31日生まれなので、満89歳ですが、カンボジアでは数えで90歳となります。10月30日に王宮前で盛大な式典がありました。4万人を超える人たちが集まったとのことです。(写真は式典準備中の王宮です。)
シハヌーク前国王は、波乱の人生を歩まれてきました。1953年にカンボジアの独立を達成し、平和国家の創立に邁進していましたが、1970年アメリカ寄りのロンノル将軍のクーデターで国を追われまれました。1975年ようやく国に戻ったと思えば、中国の支援を受けたポルポト政権により幽閉され、ベトナム侵攻により1979年にようやく国外に脱出しました。内戦中は、昨日の敵を今日の友とし三派連合を形成したものの敗れ、冷戦終結後には忍耐と妥協でカンボジア和平の達成に貢献しました。内戦終結後は、国の安定のために努力され、2004年には自ら退位してシハモニ国王にその座を譲っています。
2008年以降、悪性リンパ腫を表明し、中国での治療を受けてきました。今回の式典では、「今後はずっとカンボジアで過ごす」と発言されています。
なお、式典では、1991年10月23に日に調印されたパリ和平協定20周年も祝われました。
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シハヌーク前国王は、波乱の人生を歩まれてきました。1953年にカンボジアの独立を達成し、平和国家の創立に邁進していましたが、1970年アメリカ寄りのロンノル将軍のクーデターで国を追われまれました。1975年ようやく国に戻ったと思えば、中国の支援を受けたポルポト政権により幽閉され、ベトナム侵攻により1979年にようやく国外に脱出しました。内戦中は、昨日の敵を今日の友とし三派連合を形成したものの敗れ、冷戦終結後には忍耐と妥協でカンボジア和平の達成に貢献しました。内戦終結後は、国の安定のために努力され、2004年には自ら退位してシハモニ国王にその座を譲っています。
2008年以降、悪性リンパ腫を表明し、中国での治療を受けてきました。今回の式典では、「今後はずっとカンボジアで過ごす」と発言されています。
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