日本電産は5月28日、カンボジアにハードディスク駆動装置(HDD)の部品工場を建設すると発表しました。投資額は第1期10億円、第3期までの合計で30億円で、第1期は今夏までに稼働させるとしています。これまでHDDの部品は中国とタイで自社生産するほか、外部からも一部を調達していましたが、昨秋のタイの洪水で調達が一時難しくなったこともあり、カンボジアでの自社生産で、調達の安定化を図りたいとのことです。
生産するのは「ベースプレート」と呼ぶ精密小型モーターを載せるHDDの筐体(きょうたい)部品です。新工場の建設により同部品の生産能力は従来に比べて3割高まる予定です。
カンボジア工場は6月の稼働を目指しており、2014年までには敷地面積8万平方メートル、建物面積6万5千平方メートルに拡大する計画です。従業員は14年には5千人規模となる見込みです。日本電産がカンボジアに工場を造るのは初めてで、まず部品から生産をスタートし、将来はモーターの生産も検討する模様です。
この種の労働集約的部品産業は、現在のカンボジアに最も適した業態であり、カンボジア経済、日本企業がWin-Winとなる投資ということができます。今後の発展が大いに期待されます。
日本電産の新聞発表
http://www.nidec.co.jp/index.html
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生産するのは「ベースプレート」と呼ぶ精密小型モーターを載せるHDDの筐体(きょうたい)部品です。新工場の建設により同部品の生産能力は従来に比べて3割高まる予定です。
カンボジア工場は6月の稼働を目指しており、2014年までには敷地面積8万平方メートル、建物面積6万5千平方メートルに拡大する計画です。従業員は14年には5千人規模となる見込みです。日本電産がカンボジアに工場を造るのは初めてで、まず部品から生産をスタートし、将来はモーターの生産も検討する模様です。
この種の労働集約的部品産業は、現在のカンボジアに最も適した業態であり、カンボジア経済、日本企業がWin-Winとなる投資ということができます。今後の発展が大いに期待されます。
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