カンボジア経済

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カンボジアでデング熱が流行

2012年06月29日 | 社会・風土
 カンボジアでデング熱が2007年以来となる大流行の兆しを見せています。今年1月からの25週間で8843件が報告され、そのうち38人の方が亡くなっています。昨年と比べると発生数は5倍、亡くなった方の数も3倍を超えています。また、報告された総数のうち1642件はこの2週間で報告された件数であり、今後数週間に発生のピークが来るものと見られています。
 デング熱は、ネッタイシマカという蚊がウイルスを媒介して感染します。関節の痛みや頭痛を伴う高熱が5日くらい続き、その後発疹がみられます。熱が下がってもしばらく体のだるさがとれないことが多いようです。治療薬はありません。重症のデング出血熱になったら、入院して適切な治療を受けないと命に関わることがあります。なおネッタイシマカは主に昼間吸血行動をとります。カンボジアでは雨期、特に8月頃が発生のピークとなります。デング熱には、予防注射などがないため、蚊に刺されないことが唯一の予防法です。長袖、長ズボン、虫よけ等をご利用ください。


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