カンボジア郵政公社は、2011年1月にそれまでの国営から公社化されましたが、2011年の利益は、2010年に比べて60%増の375万ドル(約3億円)となっています。今年第1四半期も好調で、利益は対前年同期比10%増の100万ドル(約8000万円)となりました。
カンボジア郵便公社の利益の99%は国際郵便によるもので、国内郵便は今までほとんど実施されていないと言ってよい状況でした。現在、4台しかない郵便車を3台増強して、国道4号線、5号線、6号線沿いの主要都市への国内郵便サービスを拡充する計画とのことです。
これまで郵便ライセンスを保有しないタクシーやバスによって配送されていた国内郵便物が、郵便公社によって普通に配達されるようになるまでにはかなりの時間を要するものと思われますが、郵便公社は公社化してから構造改革に取り組んでおり、今後も引き続き改革努力が続けられることが期待されます。
(写真はプノンペン中央郵便局。フランス時代に建設されたコロニアル調の建物です。)
このブログの2010年12月28日「郵便局の公社化」
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カンボジア郵便公社の利益の99%は国際郵便によるもので、国内郵便は今までほとんど実施されていないと言ってよい状況でした。現在、4台しかない郵便車を3台増強して、国道4号線、5号線、6号線沿いの主要都市への国内郵便サービスを拡充する計画とのことです。
これまで郵便ライセンスを保有しないタクシーやバスによって配送されていた国内郵便物が、郵便公社によって普通に配達されるようになるまでにはかなりの時間を要するものと思われますが、郵便公社は公社化してから構造改革に取り組んでおり、今後も引き続き改革努力が続けられることが期待されます。
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