10月6日、国際投資会議2014でスピーチを行ったフン・セン首相は、投資誘致を進めるため、産業用電力料金を引き下げる方向で見直すよう関係者に指示したと述べました。フン・セン首相は、鉱業エネルギー省、カンボジア電力庁(EAC)、カンボジア電力公社(EDC)、経済財政省に、協力して、産業用電力料金、特に夜間料金、大規模需要者向け料金、特区内の料金を見直すように求めたとのことです。また、2013年後半から複数の水力発電所や石炭火力発電所が完成してきたことから、電力供給には余裕が生まれつつあり、2018年まで電力料金を引き上げることはなく、一部を引き下げると明言しました。
関係者によりますと、夜間電力料金については既に8月に発表された通り、午前7時から午後9時までの通常料金13.9~19セント/kwhに対し、午後9時から午前7時までの夜間料金は9.5~15セント/kwhとなっているとのことです。
周辺国に比べて高い電力料金は、カンボジアへの直接投資誘致にとって大きな弱点となっており、首相のイニシアティブで電力料金引き下げが検討されることは、重要な進展と見られます。ただ、カンボジアの発電所は、小型~中型の発電機ばかりで、発電コストが高いため、本格的な電力料金引き下げは簡単には達成できないものとも見られます。
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関係者によりますと、夜間電力料金については既に8月に発表された通り、午前7時から午後9時までの通常料金13.9~19セント/kwhに対し、午後9時から午前7時までの夜間料金は9.5~15セント/kwhとなっているとのことです。
周辺国に比べて高い電力料金は、カンボジアへの直接投資誘致にとって大きな弱点となっており、首相のイニシアティブで電力料金引き下げが検討されることは、重要な進展と見られます。ただ、カンボジアの発電所は、小型~中型の発電機ばかりで、発電コストが高いため、本格的な電力料金引き下げは簡単には達成できないものとも見られます。
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