昨年末までに完成するとされていた、カンボジアとアジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)を結ぶ海底光ケーブルの建設は、大幅に遅れてきました。5月25日に、大手インターネット通信業者EZECOMは、この光ファイバー海底ケーブル建設工事に近く着工すると発表しました。発表によると、EZECOMとテレコム・マレーシア(TM)、タイのシンフォニー・コミュニケーションが、3カ国を結ぶ区間の整備で合意書を締結しました。ケーブルの距離は1425キロメートル、工期は16 カ月、投資額は8,000万ドル(約100 億円)になるとのことです。
これまで、カンボジアのインターネット網は、両隣のタイまたはベトナムを経由しなければなりませんでしたが、海底ケーブルが完成すれば、アジア・アメリカ間の大幹線のAAGに直接連結されることとなり、カンボジアだけでなく、大メコン圏(GMS)諸国の通信速度が向上するとみられます。
なお、もう一つの海底ケーブルプロジェクトとして、NTTコミュニケーションズも、カンボジア地場の通信大手チュアン・ウェイ(カンボジア)と提携して、日本とアジアの主要都市を結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・サブマリンケーブル・エクスプレス(ASE)」のルートを拡張し、カンボジアに接続し、2015年中をめどに稼働させる計画を発表しています。
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これまで、カンボジアのインターネット網は、両隣のタイまたはベトナムを経由しなければなりませんでしたが、海底ケーブルが完成すれば、アジア・アメリカ間の大幹線のAAGに直接連結されることとなり、カンボジアだけでなく、大メコン圏(GMS)諸国の通信速度が向上するとみられます。
なお、もう一つの海底ケーブルプロジェクトとして、NTTコミュニケーションズも、カンボジア地場の通信大手チュアン・ウェイ(カンボジア)と提携して、日本とアジアの主要都市を結ぶ大容量光海底ケーブル「アジア・サブマリンケーブル・エクスプレス(ASE)」のルートを拡張し、カンボジアに接続し、2015年中をめどに稼働させる計画を発表しています。
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