中央銀行と統計局 海外直接投資調査2015を実施へ

　6月2日、カンボジア中央銀行（the National Bank of Cambodia: NBC)と計画省国家統計局は、海外直接投資調査（FDIS2015）に関する協力協定に調印しました。この調査は、カンボジアへの海外直接投資に関する情報収集、カンボジアからの海外投資に関する情報収集、海外直接投資に関する情報収集の品質向上の3本柱からなっています。この協力協定に基づき、中央銀行と国家統計局は共同して調査に当り、今年末までに調査結果を公表する予定です。調印式には、ASEAN事務局、世界銀行、国際通貨基金（IMF）等の代表も参加し、今回の調査を歓迎しました。
　カンボジアでは、海外直接投資のデータについては認可ベースの統計が主流である一方、フローについては国際収支統計が主流のため、セクター別等の詳細データが不十分な状況です。今回の調査により、各セクターにどれだけの投資が実際に投入されているかが判明するようになる予定であり、海外投資の動向が正確に把握できるようになり、海外投資家に投資に当っての正確な情報提供も可能になることが期待されます。

カンボジア中央銀行の発表
http://www.nbc.org.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=120



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