カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

フン・セン首相 与党人民党党首に

2015年06月25日 | 社会・風土
 カンボジアの与党、人民党の党首であったチア・シム氏の死去に伴い、空席となった党首の座に、これまで副党首であったフン・セン首相(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo Hun Sen)が、6月20日に人民党中央委員会により選出されました。同時に、副党首には、ソー・ケン副首相兼内務大臣(Samdech Kralahom Sar Kheng)と、チア・シム氏の後任として上院議長に就任したサイ・チュン氏(Samdech Vibol Sena Pheakdei Say Chhum)が選出されました。サイ・チュン氏は、これまでの人民党事務総長の職務は、引き続き行うとしています。副党首は、これまで1名でしたが、職務多忙が前々から指摘されており、2名に増員されました。また、副党首2名には、これまで、フン・セン首相、チア・シム党首、ヘン・サムリン下院議長の3名にしか認められなかった、最高位の「サムダッチ(Samdech)」の称号が6月14日に王室より授けられています。
 フン・セン首相の党首への就任は予想通りのものであり、今回の党首就任によって、政治的な動揺は全くないものと見られます。人民党の発表によれば、次回の2018年の選挙でも、フン・セン首相が人民党の陣頭に立つとのことです。


↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする