6月9日、ANZロイヤル銀行は、4回目のカンボジアビジネス信頼感指数(business confidence index)を発表しました。この指数は、過去12か月及び将来12か月の一般的景況感、売上、収益、設備投資、社員数等の動向を組み合わせて、企業の景況感を示すもので、概ね四半期ごとに発表されます。
今回の調査の結果は、今後12か月についての全体のビジネス信頼感指数が78(前回83、前々回82)と高い数値となり、カンボジアのビジネスが引き続き好況であることを表すものとなりました。全てのセクターで、今後12か月について好況が続くとの楽観的な見方が強く出ています。最低賃金の上昇の影響が懸念された第2次産業でも、83(前回77)と改善しています。サービス産業も、高いGDP 成長率予想、消費者需要の堅調な増加と政治的安定で、91(前回83)と強い数字です。唯一農業については、69(前回100)と下落しています。
最低賃金についてのアンケートでは、最低賃金引上げの影響が「相当ある」が9%、「ある程度ある」34%、「少しある」24%、「ほとんどない」33%となっており、ANZでは、「前四半期に比べ、より多くの企業で最終利益に最低賃金引き上げの間接的な影響が現れ始めている。しかし、大多数の企業が最低賃金引き上げで競争力が向上すると考えている。多くの企業で、最低賃金の緩やかな上昇と共に、労働力の技能が向上し生産性の改善が見られる。」と分析しています。
ASEAN統合の効果については、多くの企業で、関税低下や市場拡大を期待しています。他方、一部の企業は、外国企業との競争や競争の激化に懸念を示しています。
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今回の調査の結果は、今後12か月についての全体のビジネス信頼感指数が78(前回83、前々回82)と高い数値となり、カンボジアのビジネスが引き続き好況であることを表すものとなりました。全てのセクターで、今後12か月について好況が続くとの楽観的な見方が強く出ています。最低賃金の上昇の影響が懸念された第2次産業でも、83(前回77)と改善しています。サービス産業も、高いGDP 成長率予想、消費者需要の堅調な増加と政治的安定で、91(前回83)と強い数字です。唯一農業については、69(前回100)と下落しています。
最低賃金についてのアンケートでは、最低賃金引上げの影響が「相当ある」が9%、「ある程度ある」34%、「少しある」24%、「ほとんどない」33%となっており、ANZでは、「前四半期に比べ、より多くの企業で最終利益に最低賃金引き上げの間接的な影響が現れ始めている。しかし、大多数の企業が最低賃金引き上げで競争力が向上すると考えている。多くの企業で、最低賃金の緩やかな上昇と共に、労働力の技能が向上し生産性の改善が見られる。」と分析しています。
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