4月2日、カンボジア・カンポット市で日本の支援による上水道拡張整備工事の落成式が行われました。式典には、フン・セン首相、堀之内秀久大使、工事関係者や地域住民ら約7000人が参加しました。
このプロジェクトは、カンボジア政府の「国家戦略開発計画2014-2018」において掲げられている「安全な飲料水へのアクセス率の向上」のために、地方都市の上水道施設整備を推進し、これまで雨水等を利用していた住民の公衆衛生環境の改善及び水不足の不安解消や、既存給水区域の漏水状況の改善などの促進に寄与するものです。浄水場の処理能力は7500立方メートル/日、敷設された配水管の延長は89キロメートルとなっています。工事の設計・監理は日水コン・北九州市上下水道局JV、施工は三井住友建設・水ingJVが担当し、請負金額は約21億円でした。浄水場には、日本国内シェア70%以上を占める「凝集沈殿・急速ろ過方式」など十分実績のある日本の技術が使用されています。
カンボジアは、雨も多く、水資源に比較的恵まれていますが、安全な飲料水を確保している都市はまだ数えるほどであり、こうした基礎的インフラが日本の質の高い技術で整備されることは、大変重要なことです。今後も、日本の支援等を活用しつつ、カンボジア政府が地道な努力を続けていくことが期待されます。
(写真は、水ingの新聞発表より)
三井住友建設の新聞発表
https://www.smcon.co.jp/topics/2019/04111300/
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カンボジアは、雨も多く、水資源に比較的恵まれていますが、安全な飲料水を確保している都市はまだ数えるほどであり、こうした基礎的インフラが日本の質の高い技術で整備されることは、大変重要なことです。今後も、日本の支援等を活用しつつ、カンボジア政府が地道な努力を続けていくことが期待されます。
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