カンボジア経済

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クメール正月2019

2019年04月13日 | 社会・風土
 カンボジアではお正月が3回あります。1月1日の「インターナショナルニューイヤー」、2月の「中国正月」(旧正月)、そして、4月のクメール正月です。クメール正月が一番大きなイベントです。今年は、4月14日から17日が4連休(17日は振り替え休日)ですが、お役所や工場では前後あわせて実質2週間ほど開店休業となるところも多いようです。地方出身者は田舎に帰る人が多いので、例年、クメール正月の間は、プノンペンも大変静かになります。
 日本のお正月ですと、午前0時を越えると新年を迎えますが、カンボジアでは、毎年時間が変わります。今年は4月14日15時12分に新年となります。7人姉妹の女神のうちの一人が降りてくるとされています。今年は、女神トンサデヴィ(Tungsa Tevy)が降臨するとのことです。
 お正月を間近に控えた時期には、近所で仏教の行事も盛んに行われます。たくさんのお坊さんを呼んでお経を唱えていただき、その後、お坊さんたちにご飯やお金やお土産をお渡しします(写真上)。また、オフィス等では、楽団を呼んでお正月を祝う踊りを披露してもらうところも見かけます。
 クメール語での「あけましておめでとう」は「スオスダイ、チュナムタマイ」です(これはカタカナ読みでも結構通じます。)。

クメール正月直前、田舎に帰る人たちでごった返すセントラルマーケット近くのミニバス乗り場




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