カンボジア経済

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2020年01月13日 | 一般
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ラオスからの電力輸入本格化へ

2020年01月13日 | 経済
 1月7日、カンボジア鉱業・エネルギー省エネルギー局のビクター・ジョナ局長によりますと、ラオス南部のドンサホン水力発電所とカンボジア北部ストゥントレン州を結ぶ送電線が接続されたとのことです。カンボジアは、2020年第1四半期(1月~3月)にも、ドンサホン発電所から、最大195MWの電力を輸入開始するとしています。買電価格は1KWh当たり7.3セント(約7.9円)であり、中国系の水力発電所よりは安価と見られます。ストゥントレン州の変電所を経由して首都プノンペンまで230KVの送電線で送電されるとしています。2024年以降は、輸入量を順次増やして、最大2400MWまで輸入する計画であり、この輸入に備えて、今後、ラオス国境からプノンペンまで500KVの超高圧送電線を建設する計画です。
 ドンサホン水力発電所は、マレーシア系のメガファースト・コーポレーションが8割、ラオス電力公社(EDL)が2割を出資して、BOT方式で2016年から建設していたものです。建設費は約5億ドル(約540億円)で、発電容量は260MWです。電力の一部はタイにも輸出されます。この発電所は。カンボジア国境から2キロしか離れていないメコン河の一部をせき止めた流れ込み式の発電所であり、乾季には発電量が下がる懸念があります。
 2019年3月~5月に電力需給がひっ迫して計画停電に追い込まれた状況に対応するため、発電所の緊急建設等、電力供給を増加させるための対策が取られています。しかし、発電所や送電線の建設には時間がかかるため、水力発電所の発電量が減少する今年の乾季に停電を起こさないようにできるかについては、今後とも慎重に見ていく必要があるものと見られます。
(写真は、ストゥントレン近くの230KV送電線)


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