カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

ASEAN物流専門家会合 ASEANにおける質の高い物流の促進に向けて

2018年09月17日 | 経済
 9月11日、日本の国土交通省は、第14回ASEAN物流専門家会合を東京で開催したと発表しました。会合には、日本側は、伊藤国土交通省総合政策局国際物流課長、日本ロジスティクスシステム協会、海外運輸協力協会、学識経験者、民間事業者等が、ASEAN側からは、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの交通担当省、アセアン事務局等が参加しました。
 今回は、「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」案について議論を行い、本年10月にブルネイで開催されるアセアン交通円滑化ワーキンググループでの議論を経て、本年11月にタイ・バンコクで開催される第16回日ASEAN交通大臣会合に提出することを確認しました。また、本ガイドラインを参考として、国土交通省は、現在タイが策定しているトラック輸送におけるコールドチェーン物流規格策定に関する支援を行っていくことを発表し、ASEAN側から歓迎されたとのことです。
 また、ASEANにおけるグリーン物流の促進を支援するため、グリーン物流パートナーシップ会議のASEAN各国での展開やグリーン物流に関するベストプラクティス集について議論が行われました。さらに、ASEANにおける物流人材育成を促進するため「日メコン物流訓練センター」の更なる活用方法についても議論されたとのことです。
(写真は、コンテナトラックで混雑するタイ・カンボジア国境のポイペト)

国土交通省の新聞発表
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000404.html



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素敵なバーレストラン Kinin

2018年09月16日 | 生活環境
 ロシアンマーケット近く、123通りにできた新しいバーレストラン「Kinin」です。いくつかのお店が集まって、大きなカンボジアの伝統的な木造家屋を改装した緑も豊かなスペースとなっています。スペース全体の名前となっている「Kininキニン」は、スペースの中央に立っている大きな木の名前だそうです。お店は、クメール料理等のKumbhaka(クマカ)、オリジナルカクテルもたくさんあるバーYemaya(イエマヤ)、ワインショップ、フレンチ系のデリ等となっています。緑豊かなオープンスペースにソファー席やお座敷もあって、楽しめます。今回は、カクテルも頼んでみましたが、カンボジアテイストも加わっていて、好い感じを出していました。おつまみは、スーパー・フレッシュ・ベジ(4.5ドル)を頼んだところ、そのボリュームにびっくりしました。お客さんは、西洋系の若い方々が多く、金曜の夜でしたが、ほぼ満員の盛況でした。カンボジアの「センスの良さ」をかじられるお店です。お勧めです。お試しください。

Kinin
St.123、corner 446
https://web.facebook.com/kininthecollective/

おつまみに頼んだスーパー・フレッシュ・ベジ(4.5ドル)。でかいです。


胡椒もかかったKampot Mule。カップが好い感じです。


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サッカーカンボジア代表 本田監督が始動

2018年09月15日 | 経済
 サッカー日本代表で活躍した本田圭佑選手は、オーストラリアで選手を続ける一方、カンボジア代表チームの実質的監督に就任しています。初舞台は、9月10日のカンボジア対マレーシアの親善試合となりました。結果は、1対3で敗れたものの、本田マジックを垣間見ることができました。 
 本田監督も、試合後の記者会見で「勝てなかったが、満足している。初めの30分は良い試合ができた」と振り返っています。テレビで観戦しましたが、本当に最初の30分は、高い位置でのハイプレスが奏功し、また、マレーシアの癖を分析したと思われるバックパス狙いの動きも当っていました。18分にビサルが先制点を決めると、雨の中3万7000人が応援していたオリンピックスタジアムは大歓声に包まれました。その後は、スタミナ切れと思われる状況となり、後半に3点奪われて敗戦となりました。 
 チームを指導したのは、約1週間だけでしたが、非常に大きな成果を出したのではないかと見られます。本田監督の「ビッグネーム」のおかげで、カンボジア代表の試合関連のニュースが日本でも多数報道されたことも大きな成果と思います。また、カンボジアの代表選手に自信を与え、今後に向けてのモチベーションも高まったのではないかと思われます。
 今後も、本田監督とカンボジア代表チームを応援していきたいと思います。
(写真は、本田監督とカンボジアを結びつけるきっかけとなったワールドカップ2次予選)

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豊田通商 ポイペトのPPSEZ経済特区の販売代理契約を締結

2018年09月14日 | 経済
 9月6日、豊田通商は、Techno Park Poi Pet Pvt Co., Ltd.を通じて、カンボジアのPoi Pet PPSEZ Co., Ltd.と、ポイペトPPSEZ経済特区における販売代理契約を締結したと発表しました。ポイペトPPSEZ経済特区は、メコン地域を横断する南部経済回廊のタイ・カンボジア国境近くに位置します。バンコク中心部から約230km/約4時間、タイ国境からは約8kmの距離にあり、「タイプラスワン」の生産拠点としても注目されています。
 豊田通商は、1998年より東南アジアを中心にレンタル工場の運営・管理をはじめ、現地進出時の会社設立支援や、給食・従業員の送迎サービス、財務・経理業務の代行などアドミニストレーションサービスを提供するテクノパーク事業を展開しています。2015年よりカンボジアのポイペトでも本事業を開始し、人材雇用支援や通関業務などのサービスも提供し、カンボジアの工業化、産業化に向けて支援を行っています。これまでは、SANCO経済特区内のテクノパークでの貸工場でサービスを提供していましたが、今回は、隣接するポイペトPPSEZ経済特区の販売代理契約を締結したものです。
 豊田通商では、「事業規模・ニーズにあわせ、テクノパーク事業エリアに加えて、自社の工場建設時における工業団地内敷地のご提案が可能となります。今後も日本のものづくり企業の海外進出を支援し、南・東南アジア諸国の産業発展に貢献していきます。」としています。
(写真は、テクノパーク・ポイペト)

豊田通商の新聞発表
https://www.toyota-tsusho.com/press/detail/180906_004235.html


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祝600万PV達成 皆様のご愛顧に感謝いたします

2018年09月13日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、2018年9月11日に「600万PV(ページビュー)」を達成しました。このブログは、2007年11月11日に開始し、2011年12月13日に100万PV、2013年4月19日に200万PV、2014年8月8日に300万PV、2015年11月21日に400万PV、2017年6月29日に500万PVを達成し、更に約1年2カ月でこの記録に達しましたこと、本当にうれしく思っています。これも皆様のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
 ブログ「カンボジア経済」では、カンボジアの経済情報を今後ともビビッドにお届けして参りたいと思っております。引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 なお、幣研究所では、週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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拘束していた救国党党首を保釈 外圧をかわすことが目的か

2018年09月13日 | 経済
 9月10日、カンボジアのプノンペン地方裁判所は、国家転覆を謀ったとして逮捕・訴追された旧最大野党・カンボジア救国党のケム・ソッカ党首の保釈を認めました。2017年9月3日に拘束されて以来、約1年を経てようやく保釈に至りました。裁判所では、ケム・ソッカ氏の健康状態を勘案して保釈を認めたとしていますが、同氏の開放を欧米諸国は強く求めてきており、外圧をかわすことも目的の一つと見られます。なお、保釈されたものの同氏は自宅軟禁状態に置かれており、政党活動等は不可能な状態となっているということです。
 7月の選挙で国会の125議席全てを獲得して圧勝したことを受けて、これまで拘束されていた反対派が続々と釈放されています。8月20日に、土地収用問題を訴え続けている活動家のテップ・バニー氏ら4人が釈放されました。8月21日、国家の安全を脅かす情報を海外に発信しようとした疑いで拘束していた米国営放送ラジオ・フリー・アジア(RFA)カンボジア支局の元記者2人が保釈されました。8月25日には、ベトナムとの国境問題に関する虚偽の文書を自らのフェイスブックに掲載し、社会を混乱させたとして2年半の禁錮刑を受けていた救国党のウン・サム・アン元下院議員に国王陛下が恩赦を与え、同氏は釈放されました。8月27日、治安部隊と救国党支持者との衝突を扇動し社会的反乱を起こしたとして、2014年に逮捕され、7~20年の禁錮刑を言い渡されていた救国党の党員14 人は、国王陛下から恩赦が与えられ釈放されました。
 フン・セン首相は、選挙圧勝という目的を果たしたこともあり、国連総会に出席する前に欧米からの圧力をかわす策に出たものと見られます。フン・セン首相は、多くの修羅場をくぐってきた百戦錬磨の政治家であり、攻めるときは攻めますが、退く時には退くことができるタイプであり、強権イメージを緩和する意図もあって、当面は温和的な政策をとってくるものと見られます。 


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カンボジア高校卒業試験2018 グレードAは290人に減少

2018年09月12日 | 経済
 8月20日・21日に実施されたカンボジアの統一高校卒業試験の結果が発表されました。受験者数11万3365人のうち、66.2%が合格となりました。また、合格者のうち最も優秀なグレードAは290人(2017年424人)、これに次ぐグレードBは1532人(同2464人)、グレードCは4631人となりました。
 カンボジアの高校卒業試験は、現在のハン・チュオン・ナロン大臣が改革するまで、カンニングや試験問題の漏洩等の不正が多数あったと言われます。このため、改革初年の2014年の合格率は27.5%に激減しました。しかし、この改革により、学生もきちんと勉強するようになり、合格率は2015年56%、2016年62%、2017年64%にまで回復してきていました。また、優秀な成績のグレードAも、2014年にはわずか11名でしたが、2015年は108人、2016年は405名、2017年424人と増加していました。今年も、受験者数、合格率、共に順調に増加しており、試験改革の成果が次第に浸透してきているものと見られます。なお、グレードAの人数が減少したことについて、教育省では、今年の試験問題をこれまでよりも難度が高いものとしたことによると分析しています。
 カンボジアにとって、優秀な人材の育成は、最も重要な政策課題であり、高校卒業試験に合格した学生の大学進学と更なる研鑽が期待されます。

9月14日追記
 試験結果を見た受験生から多数のクレームが寄せられたため、教育省では結果を再検討したところ、数学の結果に関して740か所の会場で技術的ミスがあったとして、改訂した結果を9月14日に発表しました。合格者数は、7万6034人で、合格率は67.07%となりました。また、グレードAは408人、グレードB2222人、グレードC6041人、グレードD1万5180人、グレードE5万2183人となったとのことです。


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カンボジア新内閣発足 全閣僚を再任

2018年09月11日 | 経済
 9月6日の国民議会本会議で、フン・セン氏の首相再任と新内閣閣僚人事が承認されました。国民議会での承認後に王宮で全閣僚が就任を宣誓し、正式に新内閣が発足しました。閣僚人事は、前内閣から全ての閣僚が再任されており、経済政策などで現路線を維持する姿勢を示すとともに、125議席全議席を獲得してタガが緩んでいる人民党内の結束維持も図る目的があるものと見られます。
 首相に加えて、副首相10名(閣僚兼任有り)、上級大臣17名(閣僚兼任有り)、閣僚29名が承認されました。なお、民間航空局担当大臣が新設され、マオ・ハヴァンナル氏(前民間航空局長)が就任しました。また、チア・ソパラ土地管理大臣、オウン・ポン・モニロット経済財政大臣、プラック・ソコン外務大臣は、これまでの上級大臣から副首相に昇格しました。
 9月7日には、初閣議が開催され、早速、公務員のプチュンバン(カンボジアのお盆)ボーナスを、12.5ドルとし、総額約700万ドル(約7億7000万円)の予算を充当することを決めました。
 なお、フン・セン首相は、閣僚は全員再任としたものの、次官級については、今後厳しく査定していくとの方針であるとの情報も出ています。次官(Secretary of State)は241名、次官補(Undersecretary)は391名となっています。欧米等からの圧力も勘案して、緩みや放言も目立ち始めている政府内への締め付けを強化する意図もあるものと見られます。

(写真は、クメールタイムズ紙より)

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メルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」今週号は本日発行です

2018年09月10日 | 一般
 ブログ「カンボジア経済」は、毎日更新して、カンボジア経済情報をデイリーにお伝えしています。これらの情報をまとめて週刊でメルマガ「週刊カンボジア経済ニュース」を発行しています。毎週月曜日に発行しています。「無料」です。
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カンボジア国民議会招集

2018年09月10日 | 経済
 9月5日、7月の国民議会選挙を受けて、初の国会が召集されました。7月の選挙では、与党の人民党が、最大野党不在の中で125議席全てを獲得しており、野党が全くいない国会となっています。開会式で、シハモニ国王陛下は、「カンボジアは、国家と領土の分断の時代を経てめざましい変遷をたどってきました。今、平和と安定、民主主義、開発の中で国民は希望を持ち、幸福を享受できるようになっています。」と述べられました。
 開会式には、各国の外交団も招待されましたが、選挙の正当性を疑問視している米国、EU、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン、カナダ、オーストリア、国際通貨基金(IMF)、世界銀行等の大使・代表は参加を見送りました、その中で、日本は、在カンボジア大使館の公使が参加しました。
 9月6日の本会議では、ヘン・サムリン氏を議長に、グエン・ネル氏を第一副議長、クオン・ソダリー氏を第二副議長に選出しました。また、経済・財政・投資・内政・外交等の10委員会の委員長等も選出されました。なお、教育・青年・スポーツ・宗教・文化・観光委員会の委員長に、フン・セン首相の三男、フン・マニー氏が選出されています。
 国民議会は、与党だけで運営されることとなるため、「一党独裁」であるとの批判や、政府への監視機能を疑問視する意見も強く出されています。批判を緩和する目的で、選挙に参加した19野党に呼び掛けて、最高諮問評議会が設立されました。評議会は、与党人民党も含めて各党から2名の代表の参加を得て毎月会合を開催して政策的助言を行うとされています。なお、初回会合には16 政党が参加しましたが、草の根民主党や民主主義連盟党など政府を批判している政党は参加しませんでした。
(写真は、クメールタイムズ紙より)

9月10日追記
 最高諮問評議会は、国王の承認を受けた勅許により、与党の人民党を含めた15政党30名の体制となりました。草の根民主党、民主主義連盟党、母なる大地党、クメール貧困撲滅党の4党は参加しませんでした。




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カンボジア アジア大会で金メダル

2018年09月09日 | 社会・風土
 8月24日、インドネシアで開催されているアジア競技大会2018の柔術女子49キロ級で、カンボジアのジェサ・カーン選手(Ms. Jessa Khan)が、金メダルを獲得しました。決勝では、アラブ首長国連邦のMahra Alhinaai選手に、極め技でサブミッション・ホールド勝ちを収めました。柔術は、今大会から正式競技となりました。
 また、8月25日には、サリー・オゥ・モート選手(Mr. Saly Ou Moeut)が、ジェットスキーのSki Modified競技で金メダルを獲得しました。同選手は、ジェットスキーのrunabout 1100 stock競技でも銅メダルを獲得しています。ジェットスキーも今大会からの正式種目です。
 今回のアジア大会でカンボジアが金メダルを獲得することは、かなり難しいものと見られていましたが、金メダル2、銅メダル1の合計3メダルを獲得しました。大変喜ばしいことと思います。

アジア大会の公式サイト(英文です)
https://en.asiangames2018.id/
https://en.asiangames2018.id/medals/noc/CAM


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日本人会ソフトボール交流会2018&懇親会

2018年09月08日 | 生活環境
 カンボジア日本人会では、様々なイベントを開催しています。9月2日(日)は、ソフトボール交流会2018&懇親会でした。ISPP(インターナショナルスクール・プノンペン)のグラウンドを借用して、ソフトボールの試合が行われました。老若男女、多数が参加して、楽しく行われました。
 今回は、応援を含めて全部で180名が参加して、8チームでの対抗戦となりました。決勝戦では、Aチームが5点差を跳ね返して、しかも最後はキャプテンが3塁打で勝負を決める等、大変盛り上がりました。
 数年前まで3チームほどでのどかにやっていたのですが、大幅に参加者も増え、また、若い方々が中心となり、盛り上げてくださるのは大変ありがたいことです。
 試合が終わった後は、ビールとバーベキューが大人気でした。このようなイベントは、本当に楽しいものです。ぜひ日本人会にご参加ください。

カンボジア日本人会
http://www.jacam.cc/


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銀行業界に安全懸念 強盗事件発生で

2018年09月07日 | 経済
 8月23日午前11:40ころ、プノンペンのRHBインドシナ銀行毛沢東通り支店に武装強盗が押し入り、現金10万ドル(約1100万円)を強奪しました。強盗は5人組で、バイク用フルフェイスヘルメットをかぶり、防弾チョッキを着用して、ピストル等で武装していたとのことです。内務省によりますと、この種の強盗はカンボジアでは初めてであるとしており、銀行業界にも激震が走った模様です。また、中央銀行が、銀行の民間警備員の銃器での武装をやめるように7月20日に通達した直後であったことも、銀行に衝撃を与えました。
 銀行業界では、中央銀行に対して、警備員の武装を許可するように陳情しているとのことです。また、カンボジア警察では、警備会社に直結した警報システムを各支店に装備する等、金融機関に安全対策の強化を要請しています。
 日本大使館では、「不幸にも犯行現場に遭遇した場合、(ア)可能な限り現場から離脱する、(イ)離脱できない場合は、可能な限り犯人から見えない位置に身を隠す、(ウ)離脱できず隠れる場所もない場合は、無抵抗の意思を表示し、一切抵抗しないなど、とにかく自身の生命の安全を第一に考え行動する。」との安全情報を発しています。
(写真は、中央銀行であるカンボジア国立銀行)


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日本支援の港湾電子情報交換システム 2021年に稼働へ

2018年09月06日 | 経済
 新聞報道によりますと、カンボジア公共事業運輸省は、国際協力機構(JICA)と協力して、日本が開発した港湾関連の各種手続きを電子処理する「港湾電子情報交換システム(EDI)」を導入する方向で検討中で、2021年の運用開始を目指したいとしています。現在は、事業化調査の段階で、今年11月に調査完了の予定としています。港湾EDIシステムとは、入出港届や係留施設使用届等の港湾関連の申請や届出などの行政手続を電子的に処理するシステムで、日本の国土交通省港湾局が中心となって、港湾管理者・海上保安庁等と協力して開発されたものです。
 カンボジアでは、複数の行政機関毎に内容が似通った書類の作成が必要な上、別々の窓口への提出が求められる等、非効率な体制となっています。EDIシステムでは、一度の入力・送信で複数の行政機関に対して同時に手続きが可能となる予定で、大幅な手続き簡素化となります。公共事業運輸省では、シアヌークビル港・プノンペン港等の港湾や、税関・入国管理・検疫等の政府関係機関、海運仲介業者等の民間企業がこのシステムを利用することが可能になるようにしたいとしています。
 シアヌークビル港・プノンペン港のコンテナ取扱量は、順調に伸びています。新コンテナターミナルといったハード面の整備に加えて、EDIシステムを活用したシングルウィンドウ化による手続き簡素化等のソフト面での整備もあわせて実施してくことで、更なる効率化が期待されます。また、日本主導のEDIシステムシステムの海外展開も進められており、ミャンマー等で導入支援が実施されており、各国で共通のシステムを使用することによる効率化も大いに期待されます。


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マイクロファイナンスの買収相次ぐ

2018年09月05日 | 経済
 8月29日、台湾の上海商業儲蓄銀行は、カンボジアのマイクロファイナンス機関大手のAMKの株式の80.01%を取得したと発表しました。取得額は24 億台湾元(約87億円)としています。上海商業儲蓄銀行は、1916年に上海で設立されましたが、戦時中は国民党政府寄りだったため、共産党が権力を掌握した後、1965年に台湾で営業を再開したという銀行です。マイクロファイナンスのAMKは、総資産で第5位を占める大手機関で預金業務も認可されています。
 また、8月24日には、韓国のNH農協銀行が、マイクロファイナンス機関のサミックの買収を決定したとの新聞報道がなされています。サミックでは、マイクロファイナンス業界内の競争が激化したため、事業継続が難しいと判断したとしています。「農協ファイナンス・カンボジア」としてカンボジア中央銀行と商業省の認可を得る計画としています。最高経営責任者(CEO)は新たに任命される予定ですが、その他の経営陣、従業員は、新たな機関でそのまま雇用されるとのことです。
 8月14日には、古本販売や小型家電のリサイクルなどを手掛けるリネットジャパングループが、チャムロン・マイクロファイナンスの買収に関し、カンボジア中央銀行から6月13日付で株式取得の承認を得たと発表しています。
 6月24日、韓国の商業銀行であるウリィ銀行は、カンボジアのマイクロファイナンス機関大手のビジョンファンド(カンボジア)を買収したと発表しました。
 昨年以前にさかのぼりますと、2017年3月17日、スリランカのランカ・オリックス・リーシング・カンパニー(LOLC)は、カンボジアの大手マイクロファイナンス機関プラサックの株式を買い増し、出資比率を70%に引き上げたと発表しました。また、2016年1月27日、三菱東京UFJ銀行の連結子会社である、タイのアユタヤ銀行は、カンボジアのマイクロファイナンス機関ハッタ・カクセカー(Hattha Kaksekar Limited:HKL)の全株主と、HKLの発行済株式(議決権付)の全株式を取得することで合意したと発表しました。2015年には、マルハンジャパン銀行とマイクロファイナンスのサタパナが統合して、その後サタパナ銀行となっています。
 カンボジアのマイクロファイナンス機関は、2017年のROEが12.8%となおも比較的高い水準ですが、2017年4月の上限金利(18%)導入以降、競争激化等も加わって経営環境が厳しさを増しています。こうした中で、マイクロファイナンスは、外資の注目するセクターとなりつつあり、買収が進んでいるものと見られます。
(写真は、韓国ウリィ銀行に買収されたビジョンファンド)


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