幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ファラデーろうそく物語」マイケル・ファラデー著 ”観察の視点を教えてくれるろうそく”

2021-03-22 00:40:44 | 本の紹介
この本は、1860年の冬休みのファラデーの講演を、クルックスというイギリスの科学者が集めて出版したものです。
・ろうそくの話
 ・ろうそくの構造、動き、明るさ
 ・ろうそくの焔の明るさ、燃焼に必要な空気、水ができること
 ・燃焼からできる水、水の性質、化合物、水素
 ・ろうそくの中の水素、燃えて水になること、水のもう一つの成分、酸素
 ・空気中の酸素、大気の性質、もう一つの産物、炭酸ガス、その性質
 ・石炭ガス

・皆さんの時代がきたとき、皆さんがろうそくにたとえられるように、世の中の役に立っていただきたいこと、ろうそくのように、皆さんのまわりを明るく照らしていただきたいことであります。また私は、皆さんが、あらゆる行為をつうじて、全人類のために義務を遂行し、あの美しいろうそくのごとく、光輝あり、かつ有益な仕事をなさることを希望するものであります。

・リポーという本屋さんへ勤めるようになったのは、マイケルが13の歳のことでした。マイケルは、まず新聞の配達をさせられましたが、翌年からは本をつくる仕事(製本)を習うようになりました。仕事のひまを見て、本の中身を読むことができます。上の学校へ行けなかったマイケルには、これは何よりもうれしいことでした。それに主人のリポーさんがまた、たいそうものわかりのいい人で、いつもマイケルにむかって言いました。
「うんと勉強するんだよ。本の外側を見るついでに内側を見たって、ちっともかまわないことだ。仕事を怠けさえしなければネ・・・」

感想
授業でろうそくの観察をして気づいたことを書きだすことをしたことがあります。
内炎と外炎、その温度。
ろうが溶けて上がっているなど。

ファラデーの講演では、水素、酸素、炭酸ガスまで実験で興味深く紹介していました。

ろうそくを人類が手にするまでは、松明でした。
ろうそくにより、人は明かりを簡単に手にすることができるようになりました。
鯨を捕獲したのは、鯨油を取るためでした。

ファラデーは百科事典で、”電気”というものを知り、それに興味を持ちました。
松下幸之助も電気に興味を持ち、その技師になりました。

興味を持ち、それを追究していくことは自分のエネルギーを費やせるようです。

「心に太陽を持て」山本有三著 ”どうしたら心に太陽を持てるかのヒントが”より
https://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/440d74baf953a23b46b78370b4e9a91d

・マイケル・ファラデーは電磁誘導という今の発電やモーターの原理を発見しています。
ファラディの左手の法則は今でも覚えています。
実はファラデーは製本工でそこで印刷している本を読み、知識を深め、その本の中に百科事典があり、そこで新しい電気のことを知りました。
電気を研究したいと思い、ハンフリー・デイヴィ(当時の世界的な王立科学研究所の先生)の公開講義に何とか参加します。
そしてさらに実験助手として雇って欲しいと願います。
その時、デイヴィ先生の講義のメモを送っています。それがきっかけで仕事を得て、大科学者として多大な功績を残しました。
デイヴィ先生の一番の功績はファラデーを発見したことだとも言われるほどです。道を自ら切り開いていくことの大切さを教えてくれます。

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