英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

名古屋国際女子マラソン2009

2009-03-11 09:50:11 | スポーツ
 藤永選手と新谷選手以外、見所のないレースでした。

 藤永選手は、レースをあきらめない頑張りと体幹のぶれない走りは評価できます(上から目線ですみません)。
 新谷選手の果敢な走りも若さがあって良かったです。

 でも、あの気象条件(気温も程よく、風もない)で、他のマラソンだと第2集団のペースであろう先頭集団は4人。他の選手は全くついていかず、2分ほど離れてしまいました。第2集団の選手達は、あの遅いペースが予定だったのでしょうか?人それぞれ、目標タイムは違うと思いますが、あの先頭集団のペースであの気象条件で、あの人数になるのは不可解です。
 画面や数字からでは計り知れない負の要素があったのでしょうか?白雪選手の後退も不思議ですし、新谷選手のスパートも予定通りだったはず。
 しかし、スパート自体が無理をしているように見えました。タイム的には予定通りでしたが、それに反して、想定以上に消耗していたのでしょう。
 レース経験が豊富なら、スパートを自重したかもしれません。これをトラウマとせず、いい経験を積んだと考えて、今後のレースに活かして欲しいです。

 藤永選手は頑張りましたが、かなり幸運な優勝だったと思います。有力選手が少なく、遅いペースになった。中盤、遅れ出した時、先頭集団のペースも落ちた。後続集団も消極的だった。
 この優勝が、起爆剤となって、彼女の素質が一気に花開くことを願います。
コメント
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