今日の記事は、『スポ魂net Blog』のしん太さんのブログの『横浜国際女子駅伝2009』のコメント欄で、夕焼けさんに話題をふられたので、それについて、コメントを入れようとしたのですが、例によって長くなってしまったので、こちらに記事として載せることにしました。
現在、将棋において男女の実力差は、相当の開きがあります。
その要因は2つ。
①競技人口の違い。これは、将棋に限ったことではなく、母集団が大きければ、最高点は高くなり、高得点を上げる個体の数も多くなります。
②将棋の持つゲーム的特性というか、思考方法が男性向きであるという可能性。
①が大きな要因であるのは間違いないでしょう。ただ、現在の男女の実力差が、①だけによるものか、②も大きく関与しているのかは、はっきりと立証されていません。
②について考えてみる前に、「夕焼け氏理論」ですが、男性的な駒、女性的駒という考え方は面白いですね。女性的な駒というか、女性的な柔らかい動きをするのは、角と銀だけでしょうか。飛車、金、香は男性的ですね。桂馬は障害物を飛び越えるという特殊な駒なので、性を超越している感じがしますが、後戻りできないという点では、男性的でしょうか。歩は未分化、玉は両性という気がします。
どちらかといえば、男性的な動きの駒が多いので、男性に向いているのかもしれませんね。
夕焼けさんのおっしゃっているブログは知りませんが、駒を点数化して、形勢判断を説明したのは、谷川九段だったと思います。(他の方も、されているのかもしれませんが)
さて、将棋の特性が男女どちらに向いているかですが、
(再び)その前に、男女の脳の特性について述べてみたいと思います。これは、NHKの特集番組、『女と男』を参考にしています。
女性は男性に比べて脳梁(脳幹だったかもしれません)が太いので、右脳と左脳の情報交換量が大きいので、男性に比べて「ながら作業」が得意です。
それから、言語能力・コミュニケーション能力に長けています。さらに、記憶するのも得意だそうです。
男性は、空間把握能力に長けているらしいです。(もっと、男性の長所があったかもしれません)
これらの特性は、遠い過去、狩猟時代、男性は狩りに励み、女性は畑を耕して、集団生活を営んでいた。この長い蓄積によって、男女の脳の特性が生まれたとのことです。
行動の特徴としては、悩みなどを相談する場合、男性は一直線に解決法を見つけようとします。女性は、現状を話してその困った状況を分かってもらいたいのだそうです。
数学の解き方にしても、男性は「ここはこの公式を使って、こういうやり方で」と指示した方が良く、女性は「このやり方もあるし、こういうやり方もあります。好きなほうでやっていいわよ」と進めた方が効果的らしいです。
ビジネスにおいては、商談相手が男性の場合、上役を同行させ、このプロジェクトには我が社は力を入れていますという姿勢を示すのが効果的です(権威に弱い男)。
女性が商談相手の場合は、実行スタッフを多く連れて行き、こういう方向で進めましょうか、それともこちらの方向で進めましょうか」と持ち込んだほうが効果的とのことです。
さらに興味深かったのは、ある程度知的考察が必要な問題を解く場合、男女では使う脳の部位が異なるらしいです。しかも、思考方法は違うのに、その成果(得点)は、男女ほぼ同じなのです。
このことだけを取り上げると、将棋においても、男女互角になるはずですが、そうではないと思います。
その根拠は
Ⅰ 男性は空間把握力に優れていること。吸う手先の局面を思い浮かべるのには、この能力は大きく関わってくると思います
Ⅱ 男性は結論を求める。女性はその過程が大切。
私は、将棋は勝ち負けよりは、その過程(内容)が大切だと思いますが、勝負においては、結論を求めるという本能がある男性のほうが、より効率的に手が読めるのではないかと考えます。
Ⅲ 狩猟時代、危険と隣りあわせだった男性は、危機に面した時に、最大の能力を発揮する必要があった。だから、将棋において、難局を迎えた場合、男性のほうがその対応がうまくできるのではないか
Ⅳ 将棋は、あるいは勝負は、相手に情けをかけてはいけない。女性は優しいので、向いていない
などが考えられます。
と、つらつらと自慢げに書き連ねましたが、すべて私の憶測ですので、信用しないでください。
現在、将棋において男女の実力差は、相当の開きがあります。
その要因は2つ。
①競技人口の違い。これは、将棋に限ったことではなく、母集団が大きければ、最高点は高くなり、高得点を上げる個体の数も多くなります。
②将棋の持つゲーム的特性というか、思考方法が男性向きであるという可能性。
①が大きな要因であるのは間違いないでしょう。ただ、現在の男女の実力差が、①だけによるものか、②も大きく関与しているのかは、はっきりと立証されていません。
②について考えてみる前に、「夕焼け氏理論」ですが、男性的な駒、女性的駒という考え方は面白いですね。女性的な駒というか、女性的な柔らかい動きをするのは、角と銀だけでしょうか。飛車、金、香は男性的ですね。桂馬は障害物を飛び越えるという特殊な駒なので、性を超越している感じがしますが、後戻りできないという点では、男性的でしょうか。歩は未分化、玉は両性という気がします。
どちらかといえば、男性的な動きの駒が多いので、男性に向いているのかもしれませんね。
夕焼けさんのおっしゃっているブログは知りませんが、駒を点数化して、形勢判断を説明したのは、谷川九段だったと思います。(他の方も、されているのかもしれませんが)
さて、将棋の特性が男女どちらに向いているかですが、
(再び)その前に、男女の脳の特性について述べてみたいと思います。これは、NHKの特集番組、『女と男』を参考にしています。
女性は男性に比べて脳梁(脳幹だったかもしれません)が太いので、右脳と左脳の情報交換量が大きいので、男性に比べて「ながら作業」が得意です。
それから、言語能力・コミュニケーション能力に長けています。さらに、記憶するのも得意だそうです。
男性は、空間把握能力に長けているらしいです。(もっと、男性の長所があったかもしれません)
これらの特性は、遠い過去、狩猟時代、男性は狩りに励み、女性は畑を耕して、集団生活を営んでいた。この長い蓄積によって、男女の脳の特性が生まれたとのことです。
行動の特徴としては、悩みなどを相談する場合、男性は一直線に解決法を見つけようとします。女性は、現状を話してその困った状況を分かってもらいたいのだそうです。
数学の解き方にしても、男性は「ここはこの公式を使って、こういうやり方で」と指示した方が良く、女性は「このやり方もあるし、こういうやり方もあります。好きなほうでやっていいわよ」と進めた方が効果的らしいです。
ビジネスにおいては、商談相手が男性の場合、上役を同行させ、このプロジェクトには我が社は力を入れていますという姿勢を示すのが効果的です(権威に弱い男)。
女性が商談相手の場合は、実行スタッフを多く連れて行き、こういう方向で進めましょうか、それともこちらの方向で進めましょうか」と持ち込んだほうが効果的とのことです。
さらに興味深かったのは、ある程度知的考察が必要な問題を解く場合、男女では使う脳の部位が異なるらしいです。しかも、思考方法は違うのに、その成果(得点)は、男女ほぼ同じなのです。
このことだけを取り上げると、将棋においても、男女互角になるはずですが、そうではないと思います。
その根拠は
Ⅰ 男性は空間把握力に優れていること。吸う手先の局面を思い浮かべるのには、この能力は大きく関わってくると思います
Ⅱ 男性は結論を求める。女性はその過程が大切。
私は、将棋は勝ち負けよりは、その過程(内容)が大切だと思いますが、勝負においては、結論を求めるという本能がある男性のほうが、より効率的に手が読めるのではないかと考えます。
Ⅲ 狩猟時代、危険と隣りあわせだった男性は、危機に面した時に、最大の能力を発揮する必要があった。だから、将棋において、難局を迎えた場合、男性のほうがその対応がうまくできるのではないか
Ⅳ 将棋は、あるいは勝負は、相手に情けをかけてはいけない。女性は優しいので、向いていない
などが考えられます。
と、つらつらと自慢げに書き連ねましたが、すべて私の憶測ですので、信用しないでください。