英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『ブルドクター』 第9話 「暗黒病棟…もう誰も信じない」

2011-09-01 21:25:56 | ドラマ・映画
 毎回くどいようですが、要素を盛り込み過ぎで、今週はさらに、ぐだぐだになってしまいました。崩壊してしまったと言っても良い気がします。

①夫婦喧嘩(崩壊)の理由って、それ?
 夫婦喧嘩と言うより、一方的に高広(市川亀治郎)が切れてしまったのですが。
 それにしても、高広の不満の理由が「自分の時間がない」からとは、呆れてしまう。珠実(江角マキコ)の強引さなどに対する不満ならともかく、もっと譲って珠実の存在、例えば圧迫感で休まらないというのならまだしも、「ひとりの時間がない」からと言うのでは、初めから夫婦生活の全否定である。妻が珠実でなく誰であっても夫婦に成り得ない。
 「言って欲しかった」「気づいて欲しかった」と、夫婦喧嘩らしい口論だが、根本はそれ以前の問題。気が休まるはずの家庭が、高広にとってはそうでなかったって、修復しようがない(まあ、初めから夫婦ではなかった)。
 「ゲームだって簡単に買え与えたわけではない。ゲームをしている間だけは自分の時間ができる」
 「義母が毎日のように来る(何かと気を使わないといけない)」
 いやあ、ゲームを買った理由もそれ?安易に買っただけじゃん!

②知佳(石原さとみ)と名倉(稲垣吾郎)の疑似恋愛
 知佳が名倉に一目ぼれしたとしても、つき合いは長いみたいだが、名倉の良いとことかどこを好きになったのかが不明、さっぱり分からない。
 それで、涙ながらに、夜遅く「別れた」と電話されてもと思ってしまう。女子中学生か?
 だいいち、涙を流すほどの恋愛だったとは思えない、ドラマを見る限り。
 ヒロイン(珠実、知佳)ありきで、ふたりを素敵に見せるドラマだが、相手の男性があまりにも幼稚過ぎだった。

③武田教授(小日向文世)が放ったらかし
 意識不明状態、しかも、死体検案書偽造、メールで脅されていたなど、大変な事態なのに、夫婦不和、恋仲破綻などの愚痴話。第2、3話ならともかく、クライマックスの武田教授疑惑、転落事故の最中に、それ?しかも、①②の内容(夫婦、恋愛になっていない)。

④八代(マギー)も放ったらかし
 相当追い詰められていた様子の八代、誰も追わないの?薄情な仲間だ。それに、真相を知るため追求するべきであろう。
 八代が脅迫メールを送っていたのは、ドラマとしてはありだが、単なる使いっ走りなら、情報漏洩だけで、脅迫までするのは不自然。黒幕の秘書が脅すのが妥当であろう。
 メールを覗かれるのは、迂闊すぎ。

⑤美亜(志田未来)の豹変
 父親の疑惑、重体。八代の脅迫メール。父親の精神的圧迫の一因に珠実があった。美亜にとっては衝撃の事実の数々であったが、今週の知佳の態度は、今まで表わされてきた美亜の人格を否定するほどの豹変ぶりだった。
 聡明な医学生で、正義・真実を追求し、珠実に心酔していたはずで、珠実に父親の重体の根本原因ではないのは分かるはず。八つ当たりとしか思えない。
 珠実は教授からの預かり物、知佳より美亜に相談すべきではないのか?

⑥開かずの保冷庫
 教授の切り札(死体検案書偽造の証拠)の保管場所は、研究室の保冷庫だった。あんな堂々とした所にあって、ずっとカギがかかったまま。誰も疑問に思わないの?

⑦koumamaへ
 ああいう時(彼女が切れて「帰る」言って去ってしまった時)は、追いかけないとだめなの?ひとつ勉強になりました………「今さらなの?」とkoumamaに突っ込まれそうですね。
コメント (7)
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