
将棋世界2011年7月号、級位コース第2問です。有段者なら、ひと目かもしれません。
問題図のように大駒の間に歩以外の駒がある場合、技が掛かることが多いです。どちらかと言うと、自駒のある方が不自由です。
本問も、後手の2五の銀が焦点となっています。一見、飛車、角、銀が協力して先手陣の突破が目前のようですが、実は2五の銀が弱点で、先手にそこを突かれてしまうのです。

正解は▲2三歩です。飛車取りなので、当然、、対処しなければなりませんが、△2三同金だと飛車の利きが途切れて、2五の銀が只になってしまいます。なので、△2三同飛としますが、ここで▲4一角(正解2の2図)が継続手。

飛車を移動させた効果で、3二の金取りになります。
金取りを受けるには、金を4二などにかわすのも手段の一つですが、この場合、2三に飛車を取られてしまいます。
なので、後手は△2二飛(初級者2図)と引いて金取りを受けるしかありません。

さて、先手にここで手がなければ、角を打った意味がありません。2筋を突破されそうな上、打った角も風前の灯。
継続手をお考えください。