英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『さざ波』 中田章道七段作 解答

2011-11-12 21:43:33 | 詰将棋
11月8日記事「『さざ波』 中田章道七段作」の解答です。



 玉の上部が開けているので、何となく▲1七香(途中図1)と打ってみたくなります。

 1七には玉方の角が利いているので取られてしまいますが、ここに駒を呼んでおくことで玉の逃げ道を封鎖する効果があり、途中図1で△1七同角成は、▲2四銀△1六玉▲1五金(変化図1)で詰みます。▲2四銀が打てるのも▲1七香の効果です(3五の角を移動させた)。
 ▲1七香を取れないので、1六に合駒することになりますが、駒を打つ(何を打っても)のは▲2五金で詰みます。
 そこで、玉方も△1六飛(途中図2)と移動合いの巧防を繰り出します。

 飛車を移動させることにより4七の角の利きを2五まで通したのです。とは言え、飛車が手に入りそうです。が、喜んですぐ飛びつくと詰みません。飛車を取る前に▲2四銀△同角と角を僻地に追いやってから▲1六香と飛車を取ります。
 ▲1六香に△1六同玉で途中図3。

 ここで平凡に▲2六金だと、△1七玉~1八玉~2九玉と逃げられてしまいます。
 そこで、初手の▲1七香と同じように▲1八飛(途中図4)と打ちます。

 △1八同とと上部を封鎖しておけば、▲2六金△1七玉▲2七金で詰みます。


 初手の▲1六玉、途中図4の▲1八飛と香、飛の直射砲の犠打で繰り返し迫り、最後に金がすり寄って仕留める。さざ波のような詰め方でした。
コメント (2)
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セイタカアワダチソウ畑?【10月28日撮影】

2011-11-12 16:40:16 | 歳時
 ちょっと時が経ってしまいました。10月28日に撮りました。
 この頃は、セイタカアワダチソウも最盛期で、あちこちで黄色をアピールしていました。

 近所にセイタカアワダチソウが密集して咲いているところがあります。以前から気になっていました。家から近いのですが、線路の向こう側にあります。
 取りあえず、近づいてみました。

 菜の花畑のように長方形の土地に密集して咲いています。が、もう少し近づいてよく見たいなあ。しかし、2枚目、3枚目を撮ったところから咲いている所まで、直線距離で20mくらいなのですが、線路の向こうに行くには800mほど歩かねばなりません……………向こうに回ってみました。


 本当にまんべんなく咲いています。



 別角度から


 さらに回り込んで


 ずっと気になっていたので、ワクワク度は高かったのです。しかし、期待が大きすぎたため、実際に見てみると、大きな感動ということはありませんでした。でも、瞳を黄色く染められそうなくらい黄色を主張していました。
 黄色を十分に堪能した後、また800m歩いたのでした。
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