英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

日野川河原の風景 5月31日、7月9日

2012-07-17 22:53:31 | 歳時
春に、菜の花で登場してもらっている日野川の河原(堤防)です。


 春(4月27日)は

でしたが、随分様変わりしています。

【5月31日撮影】


 薄赤紫色に見えますが、枯れているのではなく、何かの花のようです。


 少し近づいて、出来るだけズームしてみましたが、よく分かりませんね。「少し近づいて」……手抜きです。

 堤防(道路)の方に目をやると、

 チガヤです。
 昨年も登場しています。

その記事から引用(手抜きとも言う)します。
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 ススキの小型版みたいです。生息地もススキと重複。ススキの方が背丈が高く有利なのですが、年に何回か人の管理がある(刈り取られる)所では、生育が早い回復力のあるチガヤが優勢になるそうです。人の手が入らない所では、ススキに負け松林などで生息するそうです。
 春に赤紫の花序をつけ、その後、小穂(しょうすい)というところから白銀の絹毛(穂)をつけるようになります。
 最初は細く棒状ですが、徐々にふわふわしてきます。撮影時はちょうどその時期でした。
 秋から冬にかけて、今度は葉が紅葉し赤紫色に染まります。落葉樹の紅葉の原理と同じで、晩秋になると葉緑素が分解し緑色が消え、それと同時に葉に蓄積した糖やアミノ酸が光合成を利用してアントシアン(赤の色素)が生成されると理解しています。
 色のバリエーションで、一年を通して楽しませてくれ、若い花序も咬むと甘みがあり、甘味料として用いられたこともあるそうです。
 季節による変遷は『植物雑学辞典』の「チガヤ」の項が非常にわかりやすいです。
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 昨年の写真は

6月25日で、今年より一ヶ月弱遅いので、穂がモコモコしています。

 さらに、チガヤのそばには、

毎度おなじみのヒメジョオンです。


【7月9日撮影】
 上記、5月31日の堤防です。また様変わりしていました。


 同じ地点を撮らなかったのは失敗でしたが、写真に撮った地点ほどは咲いていませんが、同じ花・ハルシャギクが咲いていました。
 この花も昨年登場しています。
 「ハルシャ」はペルシャのことですが、なぜか原産は北アメリカ。別名はジャノメソウ(蛇目草)です。見ての通り、花が蛇の目傘のようなので、この別名がついています。明治の初期に観賞用に導入された一年草ですが、野生化して河原や道端で見られることが多いようです。

 昨年の方が花が元気だった(大きかった)ような気がしますが、撮った時が最盛期とずれていたのかもしれません。でも、気にしないで、たくさんアップします。





 河原はハルシャギクで埋め尽くされているようですが、それをかき分けてみると

 ツユクサ(露草)です。
 好きな花なので、見つけて嬉しかったです。やはり、昨年登場しています。一昨年も登場しています。
コメント (2)
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