“0.1%”の可能性と謳っているが、相変わらず“緩い0.1%”である。
専務・西岡の逮捕の理由
①経営方針で被害者の社長と揉めていた
②凶器の花瓶に専務の指紋が付いていた
③アリバイは娘の証言で、信頼度が低い
警察や副社長・河村英樹 (高嶋政伸)によると、②が決定的な証拠であるらしい。
しかし、
西岡犯人説には多くの疑問が存在する
1.窓ガラスが割られており、そこから侵入したと考えられた。ガラスの破片が広範囲に飛び散っており、靴を履かずに歩くのは困難な状況だったが、足跡なかった。
後に、犯人が使用したスリッパが玄関に置いてあるスリッパと判明。これは、窓から侵入したという仮定と矛盾する。
2.窓を割るにはハンマーなどの道具が必要。だとすると、その道具を凶器に使用するのが自然。なぜ、凶器に花瓶を使用したのか?
3.専務の写真は花瓶だけにしか残されていなかった。花瓶だけは素手で掴むのも不自然。
4.花瓶が粉々に割れ過ぎ。凶器に使用しても、落としても現場のように粉々にはならない。ハンマーなどを使って、意図的に粉々にしたのではないか?
さらに、
最初から怪しい副社長の西岡(高嶋政伸)
そこで、
花瓶の指紋の決定的な証拠さえ崩せば、解決する。
A.粉々になっていた凶器の花瓶
B.凶器と同タイプの専務室の花瓶の花だけが枯れていた(同部屋の他の花は元気)
↓
そこから、現場で発見された専務の指紋の突いた花瓶の破片は、専務室にあった花瓶であると推理
↓
立体ジグソーパズルで立証、ついでに、現在、専務室に置かれている花瓶が副社長のモノということが判明。事件解決。
タイトルとは程遠い可能性の緩さ(警察の捜査が杜撰過ぎ)。立体ジグソーパズルというのも目新しくないし……ドラマとしては、面白いことは面白いのだが…
それはそうと、今回の“あらすじ”(下記)、何となく文章が稚拙。
「まったく身に覚えがない」が「まったく見に覚えがない」と間違っていたし。
【ストーリー】番組サイトより
大手玩具メーカーの社長が、副社長である息子の 河村英樹 (高嶋政伸) に殺害されてしまう。
しかし逮捕されたのは、同社専務取締役・西岡 (嶋田久作) だった。
深山 (松本潤) 、佐田 (香川照之)、志賀 (藤本隆宏) は容疑者である西岡の弁護人となり、当時の状況を聞くが、西岡は 「まったく身に覚えがない」 と語る。
また 彩乃 (榮倉奈々) も西岡の娘に話を聞くが、西岡は当時一緒に家に居り、アリバイがあると主張する。
しかし、決定的な証拠である “凶器の花瓶から検出された西岡の指紋” が、西岡を有罪へと追い詰めてゆき…。
脚本:宇田 学
演出:木村ひさし
専務・西岡の逮捕の理由
①経営方針で被害者の社長と揉めていた
②凶器の花瓶に専務の指紋が付いていた
③アリバイは娘の証言で、信頼度が低い
警察や副社長・河村英樹 (高嶋政伸)によると、②が決定的な証拠であるらしい。
しかし、
西岡犯人説には多くの疑問が存在する
1.窓ガラスが割られており、そこから侵入したと考えられた。ガラスの破片が広範囲に飛び散っており、靴を履かずに歩くのは困難な状況だったが、足跡なかった。
後に、犯人が使用したスリッパが玄関に置いてあるスリッパと判明。これは、窓から侵入したという仮定と矛盾する。
2.窓を割るにはハンマーなどの道具が必要。だとすると、その道具を凶器に使用するのが自然。なぜ、凶器に花瓶を使用したのか?
3.専務の写真は花瓶だけにしか残されていなかった。花瓶だけは素手で掴むのも不自然。
4.花瓶が粉々に割れ過ぎ。凶器に使用しても、落としても現場のように粉々にはならない。ハンマーなどを使って、意図的に粉々にしたのではないか?
さらに、
最初から怪しい副社長の西岡(高嶋政伸)
そこで、
花瓶の指紋の決定的な証拠さえ崩せば、解決する。
A.粉々になっていた凶器の花瓶
B.凶器と同タイプの専務室の花瓶の花だけが枯れていた(同部屋の他の花は元気)
↓
そこから、現場で発見された専務の指紋の突いた花瓶の破片は、専務室にあった花瓶であると推理
↓
立体ジグソーパズルで立証、ついでに、現在、専務室に置かれている花瓶が副社長のモノということが判明。事件解決。
タイトルとは程遠い可能性の緩さ(警察の捜査が杜撰過ぎ)。立体ジグソーパズルというのも目新しくないし……ドラマとしては、面白いことは面白いのだが…
それはそうと、今回の“あらすじ”(下記)、何となく文章が稚拙。
「まったく身に覚えがない」が「まったく見に覚えがない」と間違っていたし。
【ストーリー】番組サイトより
大手玩具メーカーの社長が、副社長である息子の 河村英樹 (高嶋政伸) に殺害されてしまう。
しかし逮捕されたのは、同社専務取締役・西岡 (嶋田久作) だった。
深山 (松本潤) 、佐田 (香川照之)、志賀 (藤本隆宏) は容疑者である西岡の弁護人となり、当時の状況を聞くが、西岡は 「まったく身に覚えがない」 と語る。
また 彩乃 (榮倉奈々) も西岡の娘に話を聞くが、西岡は当時一緒に家に居り、アリバイがあると主張する。
しかし、決定的な証拠である “凶器の花瓶から検出された西岡の指紋” が、西岡を有罪へと追い詰めてゆき…。
脚本:宇田 学
演出:木村ひさし