英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『BG ~身辺警護人~』 第8話

2018-03-11 12:22:29 | ドラマ・映画
急転直下の村田(上川隆也)の死。
その死が「出しゃばった民間のボディーガードが無謀な行動をして撃たれた」へと世論を誘導されてしまった……


その汚名を晴らそうとする警護課 VS 真相を隠ぺいしようとする警察・政府
 という構図が展開された今回だが、村田を失った悲しみや喪失感も描かれていた。
 メンバーで撮った“誤差なし”の記念写真が哀感を誘う……
 あの写真は“死亡フラグ”だったんだな。(気づかなかった。不覚)

 良心の呵責を感じる愛子(石田ゆり子)、静観する落合(江口洋介)、真相の隠蔽を謀る氷川(宇梶剛士)、汚名返上に焦る高梨(斎藤工)、警護課の存続に努めようとする島崎(木村拓哉)、辞めようと悩む沢口(間宮祥太朗)など様々な姿勢。
 高梨の過去の心の重荷、落合と村田の過去の関わりなどが明らかにされた。
 その中で「頭を下げる時は、見返りがある時だけと決めています」と訳の分からない自論を述べる愛子だった。


 汚名返上の決め手の証拠となり得る音声データも消去されてしまったが、おそらく視聴者のほとんどが予測していたはずだが、警護課のメンバーが意気込んでデータを開こうとしていたのは、少し滑稽だった。
 

≪今回の依頼……サスケフーズの新製品の発表会会場での警護≫
 「解雇しておきながら、新製品の発売とはどういうことか?」という不満を持つ元社員たちが、会場に押し掛け抗議デモをしようとしたが、これを島崎たちが強制排除。
 なんか乱暴だったなあ。会場外で待ってもらい、サスケフーズ会長(伊武雅刀)に会わせ、両者の言い分を伝え合うという方法もあったと思うが。

【その他の感想】
・島崎の元妻(山口智子)は今回全く出番なし。事件現場にいた上、島崎の息子を引き取る(預かる?)役どころなのに。
・村田の妻は、薄幸感が似合う中山忍だった。
・村田の息子は、村田に似ず気が短い。


【ストーリー】番組サイトより
 厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)と民事党幹事長・五十嵐(堀内正美)の会食の場で起きた発砲事件により、撃たれた村田(上川隆也)。五十嵐が犯人を挑発したことにより起きた事件ではあるが…世論は、「出しゃばった民間のボディーガードが無謀な行動をして撃たれた」と否定的な目を向け、現場にいた愛子や五十嵐、そして警視庁のSPたちも、みずからの保身のために真実を語ろうとはしなかった。
 なんとか村田の汚名をそそぎ、民間ボディーガードとしての名誉も回復したい章(木村拓哉)たち身辺警護課のメンバー。しかし、警察ですら真実を明かしてくれない現状に為す術もない。
 これまで通りの業務を続けようとする章に対し、高梨(斎藤工)は「泣き寝入りするのか」と、反発する。さらに、沢口(間宮祥太朗)までもが「ボディーガードを辞めさせて欲しい」と言い出してしまい…?

 そんな中、SPの落合(江口洋介)をともない、愛子が章を訪ねて日ノ出警備保障にやってきて…!?

ゲスト:伊武雅刀(大久保佐助………サスケフーズ会長)

脚本:井上由美子
監督:七高剛

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