今日は8月6日。
広島に原爆が投下されて79年。
「二度と原爆投下がされないように」という願いとは反対に、世界はどんどん危うい方向に向かっている……
昨年、広島サミットが開催され「広島ビジョン」とか語られたが、それはパフォーマンスだけで、“広島の願い”を後退させるモノだった……(補足記事はこちら)
毎日、五輪を観ることに追われる本末転倒な日々……(日本代表を応援するのではなく、ひたすら五輪を観ている。一生懸命応援したのは、バドミントンの山口茜選手ぐらいか)
今朝、8月6日になって、《嗚呼、原爆が投下された日なんだ》と気がついた。私は平和を祈念する殊勝な者ではないが、それでも例年は、8月6日の数日前には、《もう少しで原爆投下の日だなあ》という感じだった。
反省の念と平和祈念を込めて、タイトルとは関係ない前書きを載せさせてもらった。
(「その1」、「その2」、「その3」、「その4」、「その5」、「その6」)
女子バスケットの予選、日本チームは3戦全敗。
アメリカに勝利するのは難しいが、残り2戦は何とか勝利……少なくとも1勝はできるだろうと思っていたが、ドイツもベルギーも想定以上に強く、日本は思っていたより弱かった。
本当は、第2戦、第3戦をそれぞれ記事にする予定だったが、出来そうにないのでまとめて書きます。
まず、個々の選手についての感想。(敬称は略させていただきます)
山本麻衣
精神的にタフで、クラッチ・シューター。ポイントガードとしてゲームメイクも出来るし、機を見ての3Pシュートなども決めることができる。
実際、初戦のアメリカ戦では大活躍。彼女の活躍があったからこそ、試合になったと言っても良いかもしれない。
その彼女が脳震盪を起こし、第2、第3戦を欠場したのは、本当に痛かった。
ポイントガードの町田と宮崎も働いたが、100%ではなかったので、よけい山本を欠いたのは痛かった。
高田真希
まさにチームの柱。
他チームの大型プレイヤーを前にしても、着実にシュートを決めていたのはすごい。流れを押しとどめた3Pシュートも流石だ。
ペイントゾーンでのプレイが、通常より少なかった気がする。
赤穂ひまわり
リバウンドやルーズボールに対するセンスはピカ一で、よくリバウンドに絡み、よく取っていた。
オフェンスでもジャンプシュートにペネトレイトなど何でもこなし、彼女に再三救われていた。
負担は大きいが、もう少しプレータイムが多くてもよかった。
町田瑠唯
パス回しやパスそのものは、やはり流石だった。彼女がゲームメイクするとオフェンスが落ち着く。
ただし、今回は東京五輪時に比べるとパフォーマンスがやや物足りなかった。彼女の体調のせいか、相手チームに研究されていたせいか、チームメンバーとしてのプレイ時間が充分ではなかったのかもしれない。
他の選手の調子もいまいちだったので、相手ディフェンスが対応しやすかったのかもしれない。
そういう場合、彼女自身が3Pシュートを決めたり、ペネトレイトを決めたりして、局面を打開していたが、今回は少なかった。
宮崎早織
持ち前のスピードで相手ディフェンスを切り裂くシーンが何度か見られたが、やや少なかった。3Pシュートの成功率も少し低かった。
町田のゲームメイクと宮崎のスピード、このふたりのガードコンビは最強のような気がしたが、よく考えるとそうではないのかもしれない。
宮崎はボールを持って(ドリブルして)、そこからペネトレイトしてシュートやジャンプシュートがオフェンスの第1オプション。ペネトレイトからのパスはイマイチ。
さらに、チーム押しては町田がポイントガード的役を担うので、本来のシューティングガードではない宮崎とは相性が良くない。
宮崎をポイントガードを担うと、やはりシューティングガード的ではない町田が機能しない。
山本ならば、この両者との相性は良さそうだ(山本を欠いたのが痛い)。SGの本橋は町田、宮崎と合いそうだ。
林咲希
彼女の3Pシュートは凄い。第1戦、第2戦は良くなかったが、第3戦は流石の活躍だった。
Wリーグでもそうだし、国際試合でも、彼女が全く機能しないゲームが時折ある(シュートすら打てない)。
相手チームの対策が素晴らしいのか、オフェンスシステムに問題があるのか……
それにしても、彼女の運動量は凄い。第3戦は感動モノだった。
馬瓜エブリン
悔しい五輪だっただろう。
妹のステファニーと共通して言えるが、110%のプレーをしようとして、無理なオフェンスになってしまうことが多かった。
それでも、第3戦は気迫のプレーが実を結ぶシーンが増え、感動した。
スクリーンを掛けた時に、大きく相手プレーヤーに身体を寄せてしまった時は、がっかりした。
馬瓜ステファニー
バスケットセンスと運動能力はチームでナンバー1かもしれない。
Wリーグではそのことを痛感するが、世界の舞台だとそのままのプレーではうまくいかない。それでも、強引にリングに向かっていき、ファールをもらうのは流石だ。
東藤なな子
彼女のディフェンスのしつこさは評価できる。しかし、余分にディフェンスし過ぎて余分なファールを貰ってしまう残念なシーンも時折……
オフェンスでは、馬瓜姉妹と同様に110%のプレーをしようとしてしまい、ターンオーバーも多い。
それでも、強心臓で攻めの姿勢は陰りを見せない。(強心臓ぶりを宮澤に少しあげたい)
本橋菜子
他のメンバーに合わせることのできるプレーヤーだが、プレータイムが少なかった。第3戦ではプレー時間が増え、彼女の能力を発揮できていたように思う。
宮澤夕貴
身長もあり、動ける。シュート力もあり、ポテンシャルは高い。
ディフェンス力は高く、第3戦は良いディフェンスをしていた。
しかし、優しいというか、何と言うか……
ギリギリにチームに召集されたので(最近は国際試合に出場することが少なかった)、代表としてプレータイムが少ない。そのせいか、、今回は代表としての自信が小さいようで、シュートチャンスで躊躇してしまうことが多い。
そんな彼女の躊躇を観ていると、「キミは何のために代表コートに立っているんだい?」(シュートを打つ為だろう)と問いたくなる。
他のメンバーが、シュートを打ってくれと託したのに、打たないというのはパスを出した者もがっかりだろう。
シュートを決めるに越したことはないが、宮澤はシュートを打つのが仕事だろう。
吉田亜沙美
チームの精神的支柱。
ただし、コート内ではあまりチームに貢献できていなかった。
彼女も悔しかっただろう。
今大会での選手起用や戦術を考えると、赤穂と同等なプレーができる選手が1~2人欲しい。それを宮澤に期待したが、本人に問題があるのか、ベンチの指示が悪いのか……。となると、ポテンシャルもあってハートも強い長岡萌映子が控えにいればなあと。
あと、林と同じタイプのプレーヤーも必要。星杏璃の故障が痛い。平下愛佳も代表に選んでほしかった。(不調なのだろうか?)
それと、高田が良く奮闘していたが、やはりもう1枚、パワープレーができるプレーヤーが欲しかった。となると……やはり、渡嘉敷来夢が欲しい。
東京五輪の時も思ったが、《彼女がいればなあ》と。
もちろん、人数にも制限があり、チームとしての熟成も必要だ。素人の机上の空論である。
【今回の敗因】
①山本の欠場は大打撃
②無駄なファールが多かった
③3Pシュートが入らなかった
④高さの劣勢が大きくて、オフェンスリバウンドを取られ、セカンドチャンスを活かされ過ぎた
⑤フリースローの成功率が低かった
➅ミス、ターンオーバーが多かった
⑦相手に3Pシュートを多く決められた
上記の要素はプレーヤーに起因しているように思われるが、ベンチワークの拙さによるところも大きい。
②の無駄なファールに関しては、第1戦、第2戦が顕著だった。ファールを抑えるように指示しなかったのだろうか?
③の3Pシュートに関しては、東京五輪以降、3Pを軸にする日本のオフェンスが研究されていたこともあるが、3Pシュートを打たせるオフェンス戦術が確立されていないか、徹底していなかったように思う。
相手の厳しいマークもあると思うが、それをかいくぐって3Pシュートを打つシステムを構築する。そのシステムによって出されたパスを受け取った選手は、シュートを放つ踏ん切りも尽くし、他のプレーヤーもリバウンドに飛び込みやすい。
とにかく、ある程度の数の3Pシュートを打つ。そうすれば、相手もそれに注意が向き、そこでペネトレイトやリング下へのパスからシュートも入るようになる(のではないだろうか?)
今回は、シュートまでいけないことが多すぎた。
⑦の相手に3Pシュートを決められたことに関連して、日本のディフェンスは、身長差によるペイントゾーンの弱点を補うため、常にペイントゾーンへのフォローを心がけていた。しかし、その分、外郭にいる選手へのマークが緩くなり、そこにパスを送られ、簡単に3Pシュートを決められることが少なくなかった。(渡嘉敷に以前ほどのポテンシャルはないかもしれないが、1歳年上の高田が頑張っているのだから、やれるはず)
3Pシュートに限らず、同じような感じでフリーの選手が生じ、得点を取られていた。
特に、シュートクロックやクォータの残り時間が少なく、得点を取られるとダメージが大きい時、相手のエースをフリーにしてしまうのはどういうことか?そういうケースは、エースにパスが出されることが多いので、よりマークしなければならないのに。
恩塚ヘッドコーチは優しいのだろう。
指示が徹底しない。チームの方針も徹底しないように感じた(昨年のW杯の時も)
あと、第2戦の終盤、もう2敗目を喫するのが濃厚だったにも関わらず、ファールゲームを行ったが、これはどうだったのだろう?
勝利の可能性はゼロではないが、3戦目のベルギー戦に勝利した場合、各組の3位チームの比較(得失点差)で上回れば、準々決勝に進出できるので、ここは少しでも点差を少なくしておくのが得策ではないのだろうか?
あと、第3戦のベルギーは、ディフェンス力が凄かったなあ。
1対1のディフェンスも、チームのディフェンスもスキがなかった。
東京五輪では良く勝てたなあ。あの時は勢いもあったし、地元の利もあったのだろう。
日本代表のメンバーの入れ替えはあまりない。その分研究されていたのかもしれない。
日本代表の皆様、お疲れさまでした。
広島に原爆が投下されて79年。
「二度と原爆投下がされないように」という願いとは反対に、世界はどんどん危うい方向に向かっている……
昨年、広島サミットが開催され「広島ビジョン」とか語られたが、それはパフォーマンスだけで、“広島の願い”を後退させるモノだった……(補足記事はこちら)
毎日、五輪を観ることに追われる本末転倒な日々……(日本代表を応援するのではなく、ひたすら五輪を観ている。一生懸命応援したのは、バドミントンの山口茜選手ぐらいか)
今朝、8月6日になって、《嗚呼、原爆が投下された日なんだ》と気がついた。私は平和を祈念する殊勝な者ではないが、それでも例年は、8月6日の数日前には、《もう少しで原爆投下の日だなあ》という感じだった。
反省の念と平和祈念を込めて、タイトルとは関係ない前書きを載せさせてもらった。
(「その1」、「その2」、「その3」、「その4」、「その5」、「その6」)
女子バスケットの予選、日本チームは3戦全敗。
アメリカに勝利するのは難しいが、残り2戦は何とか勝利……少なくとも1勝はできるだろうと思っていたが、ドイツもベルギーも想定以上に強く、日本は思っていたより弱かった。
本当は、第2戦、第3戦をそれぞれ記事にする予定だったが、出来そうにないのでまとめて書きます。
まず、個々の選手についての感想。(敬称は略させていただきます)
山本麻衣
精神的にタフで、クラッチ・シューター。ポイントガードとしてゲームメイクも出来るし、機を見ての3Pシュートなども決めることができる。
実際、初戦のアメリカ戦では大活躍。彼女の活躍があったからこそ、試合になったと言っても良いかもしれない。
その彼女が脳震盪を起こし、第2、第3戦を欠場したのは、本当に痛かった。
ポイントガードの町田と宮崎も働いたが、100%ではなかったので、よけい山本を欠いたのは痛かった。
高田真希
まさにチームの柱。
他チームの大型プレイヤーを前にしても、着実にシュートを決めていたのはすごい。流れを押しとどめた3Pシュートも流石だ。
ペイントゾーンでのプレイが、通常より少なかった気がする。
赤穂ひまわり
リバウンドやルーズボールに対するセンスはピカ一で、よくリバウンドに絡み、よく取っていた。
オフェンスでもジャンプシュートにペネトレイトなど何でもこなし、彼女に再三救われていた。
負担は大きいが、もう少しプレータイムが多くてもよかった。
町田瑠唯
パス回しやパスそのものは、やはり流石だった。彼女がゲームメイクするとオフェンスが落ち着く。
ただし、今回は東京五輪時に比べるとパフォーマンスがやや物足りなかった。彼女の体調のせいか、相手チームに研究されていたせいか、チームメンバーとしてのプレイ時間が充分ではなかったのかもしれない。
他の選手の調子もいまいちだったので、相手ディフェンスが対応しやすかったのかもしれない。
そういう場合、彼女自身が3Pシュートを決めたり、ペネトレイトを決めたりして、局面を打開していたが、今回は少なかった。
宮崎早織
持ち前のスピードで相手ディフェンスを切り裂くシーンが何度か見られたが、やや少なかった。3Pシュートの成功率も少し低かった。
町田のゲームメイクと宮崎のスピード、このふたりのガードコンビは最強のような気がしたが、よく考えるとそうではないのかもしれない。
宮崎はボールを持って(ドリブルして)、そこからペネトレイトしてシュートやジャンプシュートがオフェンスの第1オプション。ペネトレイトからのパスはイマイチ。
さらに、チーム押しては町田がポイントガード的役を担うので、本来のシューティングガードではない宮崎とは相性が良くない。
宮崎をポイントガードを担うと、やはりシューティングガード的ではない町田が機能しない。
山本ならば、この両者との相性は良さそうだ(山本を欠いたのが痛い)。SGの本橋は町田、宮崎と合いそうだ。
林咲希
彼女の3Pシュートは凄い。第1戦、第2戦は良くなかったが、第3戦は流石の活躍だった。
Wリーグでもそうだし、国際試合でも、彼女が全く機能しないゲームが時折ある(シュートすら打てない)。
相手チームの対策が素晴らしいのか、オフェンスシステムに問題があるのか……
それにしても、彼女の運動量は凄い。第3戦は感動モノだった。
馬瓜エブリン
悔しい五輪だっただろう。
妹のステファニーと共通して言えるが、110%のプレーをしようとして、無理なオフェンスになってしまうことが多かった。
それでも、第3戦は気迫のプレーが実を結ぶシーンが増え、感動した。
スクリーンを掛けた時に、大きく相手プレーヤーに身体を寄せてしまった時は、がっかりした。
馬瓜ステファニー
バスケットセンスと運動能力はチームでナンバー1かもしれない。
Wリーグではそのことを痛感するが、世界の舞台だとそのままのプレーではうまくいかない。それでも、強引にリングに向かっていき、ファールをもらうのは流石だ。
東藤なな子
彼女のディフェンスのしつこさは評価できる。しかし、余分にディフェンスし過ぎて余分なファールを貰ってしまう残念なシーンも時折……
オフェンスでは、馬瓜姉妹と同様に110%のプレーをしようとしてしまい、ターンオーバーも多い。
それでも、強心臓で攻めの姿勢は陰りを見せない。(強心臓ぶりを宮澤に少しあげたい)
本橋菜子
他のメンバーに合わせることのできるプレーヤーだが、プレータイムが少なかった。第3戦ではプレー時間が増え、彼女の能力を発揮できていたように思う。
宮澤夕貴
身長もあり、動ける。シュート力もあり、ポテンシャルは高い。
ディフェンス力は高く、第3戦は良いディフェンスをしていた。
しかし、優しいというか、何と言うか……
ギリギリにチームに召集されたので(最近は国際試合に出場することが少なかった)、代表としてプレータイムが少ない。そのせいか、、今回は代表としての自信が小さいようで、シュートチャンスで躊躇してしまうことが多い。
そんな彼女の躊躇を観ていると、「キミは何のために代表コートに立っているんだい?」(シュートを打つ為だろう)と問いたくなる。
他のメンバーが、シュートを打ってくれと託したのに、打たないというのはパスを出した者もがっかりだろう。
シュートを決めるに越したことはないが、宮澤はシュートを打つのが仕事だろう。
吉田亜沙美
チームの精神的支柱。
ただし、コート内ではあまりチームに貢献できていなかった。
彼女も悔しかっただろう。
今大会での選手起用や戦術を考えると、赤穂と同等なプレーができる選手が1~2人欲しい。それを宮澤に期待したが、本人に問題があるのか、ベンチの指示が悪いのか……。となると、ポテンシャルもあってハートも強い長岡萌映子が控えにいればなあと。
あと、林と同じタイプのプレーヤーも必要。星杏璃の故障が痛い。平下愛佳も代表に選んでほしかった。(不調なのだろうか?)
それと、高田が良く奮闘していたが、やはりもう1枚、パワープレーができるプレーヤーが欲しかった。となると……やはり、渡嘉敷来夢が欲しい。
東京五輪の時も思ったが、《彼女がいればなあ》と。
もちろん、人数にも制限があり、チームとしての熟成も必要だ。素人の机上の空論である。
【今回の敗因】
①山本の欠場は大打撃
②無駄なファールが多かった
③3Pシュートが入らなかった
④高さの劣勢が大きくて、オフェンスリバウンドを取られ、セカンドチャンスを活かされ過ぎた
⑤フリースローの成功率が低かった
➅ミス、ターンオーバーが多かった
⑦相手に3Pシュートを多く決められた
上記の要素はプレーヤーに起因しているように思われるが、ベンチワークの拙さによるところも大きい。
②の無駄なファールに関しては、第1戦、第2戦が顕著だった。ファールを抑えるように指示しなかったのだろうか?
③の3Pシュートに関しては、東京五輪以降、3Pを軸にする日本のオフェンスが研究されていたこともあるが、3Pシュートを打たせるオフェンス戦術が確立されていないか、徹底していなかったように思う。
相手の厳しいマークもあると思うが、それをかいくぐって3Pシュートを打つシステムを構築する。そのシステムによって出されたパスを受け取った選手は、シュートを放つ踏ん切りも尽くし、他のプレーヤーもリバウンドに飛び込みやすい。
とにかく、ある程度の数の3Pシュートを打つ。そうすれば、相手もそれに注意が向き、そこでペネトレイトやリング下へのパスからシュートも入るようになる(のではないだろうか?)
今回は、シュートまでいけないことが多すぎた。
⑦の相手に3Pシュートを決められたことに関連して、日本のディフェンスは、身長差によるペイントゾーンの弱点を補うため、常にペイントゾーンへのフォローを心がけていた。しかし、その分、外郭にいる選手へのマークが緩くなり、そこにパスを送られ、簡単に3Pシュートを決められることが少なくなかった。(渡嘉敷に以前ほどのポテンシャルはないかもしれないが、1歳年上の高田が頑張っているのだから、やれるはず)
3Pシュートに限らず、同じような感じでフリーの選手が生じ、得点を取られていた。
特に、シュートクロックやクォータの残り時間が少なく、得点を取られるとダメージが大きい時、相手のエースをフリーにしてしまうのはどういうことか?そういうケースは、エースにパスが出されることが多いので、よりマークしなければならないのに。
恩塚ヘッドコーチは優しいのだろう。
指示が徹底しない。チームの方針も徹底しないように感じた(昨年のW杯の時も)
あと、第2戦の終盤、もう2敗目を喫するのが濃厚だったにも関わらず、ファールゲームを行ったが、これはどうだったのだろう?
勝利の可能性はゼロではないが、3戦目のベルギー戦に勝利した場合、各組の3位チームの比較(得失点差)で上回れば、準々決勝に進出できるので、ここは少しでも点差を少なくしておくのが得策ではないのだろうか?
あと、第3戦のベルギーは、ディフェンス力が凄かったなあ。
1対1のディフェンスも、チームのディフェンスもスキがなかった。
東京五輪では良く勝てたなあ。あの時は勢いもあったし、地元の利もあったのだろう。
日本代表のメンバーの入れ替えはあまりない。その分研究されていたのかもしれない。
日本代表の皆様、お疲れさまでした。
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