漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0317

2020-09-11 19:21:26 | 古今和歌集

ゆふされば ころもでさむし みよしのの よしののやまに みゆきふるらし

夕されば 衣手寒し みよしのの 吉野の山に み雪降るらし

 

よみ人知らず

 

 夕方になって、袖口のあたりが寒々とする。どうやら吉野山では雪が降っているらしい。

 同じ音の繰り返しを重ねることで、リズム感が生まれています。