みやまには ときもさだめぬ ももちどり めづらしげなく なきわたるかな
深山には 時もさだめぬ 百千鳥 めづらしげなく なきわたるかな
奥深い山には、いつと時を定めず百千鳥が珍しくもなく鳴き続けている。それと同じく、私も恋の苦しさにいつも泣き続けているよ。
一見すると恋歌には見えませんが、第五句「なき」に「鳴き」と「泣き」を掛け、恋の悩みに涙する自らを表現しています。
みやまには ときもさだめぬ ももちどり めづらしげなく なきわたるかな
深山には 時もさだめぬ 百千鳥 めづらしげなく なきわたるかな
奥深い山には、いつと時を定めず百千鳥が珍しくもなく鳴き続けている。それと同じく、私も恋の苦しさにいつも泣き続けているよ。
一見すると恋歌には見えませんが、第五句「なき」に「鳴き」と「泣き」を掛け、恋の悩みに涙する自らを表現しています。