いにしへに なほたちかへる こころかな こひしきことに ものわすれせで
いにしへに なほたちかへる 心かな 恋しきことに もの忘れせで
昔の思い出の日々にやはり立ち帰ってしまう心であるよ。恋しいという気持ちを忘れることもなく。
今は関係が壊れてしまったけれども、恋に満ちていた日々を繰り返し思い出してしまうという歌。「なほ」の二文字が歌の一層の深みを与えていますね。
この歌は古今和歌集(巻第十四「恋歌四」 第734番)に入集しています。
いにしへに なほたちかへる こころかな こひしきことに ものわすれせで
いにしへに なほたちかへる 心かな 恋しきことに もの忘れせで
昔の思い出の日々にやはり立ち帰ってしまう心であるよ。恋しいという気持ちを忘れることもなく。
今は関係が壊れてしまったけれども、恋に満ちていた日々を繰り返し思い出してしまうという歌。「なほ」の二文字が歌の一層の深みを与えていますね。
この歌は古今和歌集(巻第十四「恋歌四」 第734番)に入集しています。