漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0433

2021-01-05 19:46:41 | 古今和歌集

かくばかり あふひのまれに なるひとを いかがつらしと おもはざるべき

かくばかり 逢ふ日のまれに なる人を いかがつらしと 思はざるべき

 

よみ人知らず

 

 これほどまでに逢うことがまれになってしまった人を、どうして恨めしく思わずにいられましょうか。

 「あふひのまれに」に「あふひ(葵)」、「いかがつらしと」に「かつら(桂)」が詠み込まれています。歌意はシンプルでわかりやすいですね。



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