年納め 真夏の夜の 夢ハネて
梅士 Baishi
昨夜は博多の夜に、学生たちの卒業講演『真夏の夜の
夢』を観劇した。
もっともっと、感情移入し、歌うように語らなければなら
ない、などと思いつつ、素人芸の中にも、若者の夢や成長
が感じられる公演だった。
舞台が終わった後の彼らの喜びが一番いい姿だと思う。
一杯やって帰ろうかと思ったら、ああ、諭吉が二人しか
いない!
「真夏の夜の夢」の主題は、男の身勝手に翻弄される女
の恋心であろうか。
それと、恋の幻想は恋の現実という本質論だろうか。
魔法でも、恋すれば幸せなのだ。
気温6℃、今朝も、庭鳥をながめている。
鳥を観察していると楽しい。
みかんのおいしさは、メジロの歌ほどに幸せなものであ
る。
柿のおいしさは、ヒヨドリを夢中にさせ、幸せにするほど
である。
柿というものは、いかにも硬そうなので、食べようとはし
なかった。
硬いままでは鳥も食べないだろうと思いつつ鳥に提供し
ていると、うまそうに食べるのだ。
それで、食べてみた。
実にうまい。
硬そうでも、みずみずしく絶妙の甘さがある。
なるほど、和菓子の理想であり、正岡子規が柿好きだ
というのも合点がゆく。
それで、今年最期の柿を注文した。
これまで、上等の柿を食べないままでいたが、惜しいこ
とをした。
ヒヨドリを観察していると、メスのほうが大胆である。
オスよりも、尾っぽが短く、小回りもきく。
オスは、頭から首回りにかけてたてがみのような羽があっ
て、逆立てる。
それがいかにも悪餓鬼風である。
【 猟銃から民間警備兵制度へ 】
そうした野鳥を銃で撃って食べる狩猟趣味は、どうも許
しがたく思える。
人間が飢えていた時代、まだ、山が豊かだった時代なら
ばともかくとして、現代の野生を銃で撃つというのは卑劣
にさえ思える。
人間はかつての狩場を宅地や農地にしてしまったのだ
から、これ以上に山に銃を持ち込むべきではない。
銃を取るべきは国家防衛の軍人として覚悟すべきこと
であると思う。
一歩進めて、民間警備兵制度を作ってはいかがか。
できれば、レーザー銃がよい。
そうすれば、警察も少なくて済む。
警備会社を民間警備兵制度に転用するのが最も効率が
良いだろう。
チャイナや北朝鮮の潜入が既に進んでいる。
戦闘軍が海岸から侵入したときの備えは皆無に近い。
自衛隊が使えない状況である間、民主主義自衛軍とし
て、民間人に重装備をさせてよいのではないのか。
それがいけないというなら、早急に軍隊を整備せよ。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi