山茶花の 花くぐる風 花童hanawarasi
梅士 Baishi
風にはいろんな形がある。
新風もあれば、古風もある。
手をつなぐ風もあれば、疾風怒濤の風もある。
いつからか、冬になって、咲く花がなくなったとつまらな
く思っていたが、そういえば山茶花が満開に咲いていた。
街の中にもお寺の庭先にも白い花、紅い花が美しい。
その花と花の間は、さざんかの咲いている道である。
その山茶花の道を通る風は、花の精霊が子供のように
駆け回ってはしゃいでいる姿にも見える。
そんな風景をすこしゆったりとした気分で楽しみたいも
のだ。
【 脱藩自由経済のビジョン 】
政経分離ということが、売国奴的企業の自己保身の論
理になっている。
政治の論理に拘束されない経済、国に責任を持たない
経済という意味合いを強めている。
日本の企業の権益を守るために国益を売るという結果
になっている。
それが経団連に顕在化してきたし、安売り競争を勝ち抜
いてきたチャイナ関連企業の論理でもある。
しかし、それが本末転倒であることは何度も書いてきた。
それが、既存の日本企業の論理であるならば、独立国
家としての国益を追求する企業を興さなければならない。
友好国の産業を育てる草の根的な証券外投資を促し、小
さいところから育てるということも大事な仕事ではないか。
新しい可能性を試すビジネスをあれこれ考えてはどうか
と思うのだ。
最初は現金小売商売から工夫するとよい。
それを実績として、次のステップに入る。
ベンチャーはほとんど成功しないといわれる。
商品も人材も先進的ではあっても一般受けしないからで
ある。
ベンチャーであるためには相当の資金力と経営努力が
必要になる。
では平凡な愛国者が脱藩経済を始めるにはどうしたら
よいのだろうか。
既存の商売に一工夫するところから始めるとよいのでは
ないか。
まずは、あれこれアイデアを考えることだ。
この問題意識から脱藩経済が動き出す。
その問題意識から創造的な仕事が始まる。
青年もシニアも、会社員も公務員も、独立自営の精神を
見失うまいぞ。
そこから、新しい大企業が生まれるであろう。
もはや、既存の大企業が自己変革して革新力を発揮す
ることは難しかろう。
それほどに、大きな変化が起こっているのだ。
その変化の遺伝子を小さな細胞に入れて活発に増殖す
るほかはあるまいと思う。
そのような実験ビジネスの場が学校であるべきだと思う
のだ。
起業実験型スクールである。
学費と言う形で低利のローンを組み、その一部を投資資
金としてビジネス実験をするコンサルティング型スクール
である。
来年は、このビジネスモデルを実験したいものだ。
もちろん教育であるから、そのコンセプトは日本国の独
立、理想国家日本の建設という愛国心からの出発である。
教育改革と企業改革を狙ったモデルである。
年末年始に構想を煮詰めたい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi