除夜の鐘 諸行無常の 年明けむ
梅士 Baishi
今日はもう、大晦日である。
沈みゆくタイタニックの大きな渦でもあるかのように、
風雪厳しい天候である。
大陸の風がごおごおとうなっている。
とはいっても、気温は4℃。
春一番かも・・・。
しばし掛取りの喧騒を離れて忍びの旅に出るとしよう。
潜んで2011年の戦略を練ることとしよう。
みなさま、新年、明けましたらおめでとうございます。
チャンスはピンチの顔をしてやってくる!
良い収穫の年となりますように!
諸行無常とは、まさかの連続をいうでありましょう。
まさかそんなこと、と思っているうちに、戦争は起
こり、クーデタも頻発し、革命と言うことも歴史の針
を動かしてきたことでありますから。
諸行無常の鐘の音とは、カチンと歴史が動いたその
余韻のようなのでしょうねえ。
惰眠を貪る自己保身の煩悩を払い、新世界建設に汗
を流したいものであります。
【 2010年大晦日総括 】
思えばぬかるみにタイヤを取られて空回りしていたよ
うな一年であった。
周りから見れば、迷惑なことであったろう。
マネジメントの深さを改めて学ばせてもらった。
組織を変え、世の中を変えるということは、容易なこ
とではない。
大宇宙の変化をみてもまた、マクロ宇宙は容易に変化
しない。
変化しないのではなく、ミクロ宇宙は爆発的に変化し
ている。
社会の革新と言う事も、ミクロに汗を流し、マクロに
寛大でなければならない。
このような目で見れば、日本はゆっくりと滅亡に向か
っているが、その危険を知って方向転換をしようとする
ミクロの努力は火を吐くように激しく燃え始めている。
このような変化もまた本年の希望として始まった
ことではないか。
希望の種は蒔かれたのだと思う。
2010年は禍の一年として現れた。
獅子身中の虫が国家の病を引き起こし、生死が危ぶま
れる症状を重篤にした。
しかして、2011年はこの危機的状況を転じて福と
成すべき一年となる。
まさに正念場である。
除夜の鐘に自己保身の煩悩を反省し、日本の独立と繁
栄のために働くという誓いを立てたいものである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi