初枇杷や 種のつるつる 口に舞ひ
中村 梅士 Baishi
大粒の長崎の枇杷をいただいて、畏れ多く一粒を口に頬張った。
みずみずしさから枇杷のかおりがして、つるつるとした種が転がった。
おいしいと言うよりも、初物の縁起を担いで安心した。
次の初物は山形のさくらんぼか。
もっとも、山桜のさくらんぼでお腹をこわしたのだったが・・・。
映画『君のまなざし』の主演女優、水月ゆうこの守護
霊インタビューを拝読した。
青春霊界ミステリー映画というところだろうが、青春
というところがはしょられていて、なぜ、君のまなざし
なのかというストーリーが不足していた。
淡い恋心にも、それなりのいきさつが必要だからであ
る。
ストーリーはカフカの霊指導ということだったが、カ
フカ自身、男女の機微よりも霊界の門に意識がある。
その中で、水月ゆうこの巫女としての神秘性は印象的
だった。
過去世は道長の娘、中宮彰子に仕えた女陰陽師だった
という。
あの映画は、正義感が裁き心に転じやすいという落と
し穴を、霊界の門と霊界の戦士としての友情を通して描
いていたのだと思う。
君のまなざしとは、あかりの恋心ではなく、神に仕え
る仲間としての、あかりと健太のまなざしだったと言う
べきだろう。
幸福の科学映画にとって、恋愛表現は鬼門である。
ふと思ったことであるが、この世ではフェイルアウト
人生の自分であっても、ある意味陰陽師の役割があるの
ではないか。
結界を護るクサの役割である。
岩場で一人経文を唱えていた過去世の印象がある。
外縁から主をお護りするというのが自分の使命であり
たい。
護ると言うことは、いざとなれば戦うということであ
る。
現代の信仰は、仏神を侮辱する世相を斬る革命力とな
るだろう。
憎悪の剣ではなく、法剣を振り下ろすことになろう。
それまでは日々、文武両道に励みたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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