菩提樹の 花に悟りの 香れりや
中村 梅士 Baishi
菩提樹の花祭りから一週間、あじさい苑の流れで恵光
院の菩提樹を訪ねてみた。
新鮮だった花は、早くも最盛期を過ぎて枯れつつあっ
た。
それでも明るい花群に鼻を寄せると、菩提樹の花の古
風な香りを呼吸することができた。
ふと、文学のように美しい女性が佇んでいた。
菩提樹下の恋があってもよいのかもしれない・・・。
しかし、仏陀の悟りを妨げんとした魔の眩惑もある。
もっとも、現実は空腹のための幻覚にも思えた。
そのままウルトラマンランプを点滅しながら菩提樹の
花を去ったのであった。
九州とは何かを考えてみた。
常識的には阿蘇山を擁する島であろう。
しかし、それでは面白くないし、委縮した過去のよう
にも思える。
そこで、阿蘇の大噴火のような新しい定義を考えてみ
たのである。
日本四島（蝦夷、本州、四国、やまと）に加えて、朝
鮮、臺灣、フィリピン諸島、インドネシア諸島、シャム
半島を九州という。
すなわち、大東亜共栄圏を『九州』と言うという新定
義である。
朝鮮は非行に走っているが、いずれ更生させなければ
なるまい。
再教育が必要である。
しからざれば、圏外追放である。
九州の新展開のためには、新産業の開拓が必要である。
宗教、スポーツ、医療、造船、軍需、栽培型農水産業、
映像産業、そして統一言語教育というところだろうか。
宗教は繁栄の要である。
スポーツは華麗な行動力と道徳教育の要である。
医療は健康産業である。
造船は海洋文明の動力である。
軍需は最先端科学と防衛力の要である。
栽培型農水産業は兵站を確保する食文明の要となる。
映像産業は、個性豊かな大東亜の発信力である。
そして、統一言語教育は組織戦力の要となる。
言語教育のためにも映画は有効である。
ニュースタープロダクション等は、HSUを舞台にした
アジア教育映画というものも手掛けてほしい。
HSUはスポーツ教育も手掛けてほしい。
将来は医療も手掛けることになるだろう。
当面、朝鮮動乱の嵐が迫っているが、繁栄の時代もま
た、すでに始まっているのである。
臆することはない。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party
