子供らの おしゃべり銀河に ツリー立て
中村 梅士 Baishi
昔は活気があって、面白い学校だった。
学生たちの作品展も楽しげだった。
講師たちもジャンルを超えて参加した。
今はウィグルの職場のように、暗くて陰鬱な職場になっ
た。
リストラの任を受けたのか、死神のような男が派遣され
てきた。
早速、机のミニ国旗を撤去してくれと言われた。
え、ここ日本じゃないの?
いや、日本ですけど、職場では・・・。
この職場は中国の植民地かなんかですか。
だったら、Chinaの旗を飾るべきでしょ。
申し訳ないですけど・・・。
いや、国民に対して申し訳ないんじゃないんですかあ。
人の仕事をバカにした契約条件を突っぱねた直後の国旗
問題だった。
守護霊のインスピレーションに従って専用の席の私物を
片付けていたら、そいう訳ではないので、と慌てていた。
「学生への責任もあるから、こちらの条件を呑めば来期
はやってもいいですよ。その代わり、来期限りで契約更新
しないから、募集も取りやめることですね」と突っぱねた。
すると、「いや、それは・・・」と困惑していた。
学生は吾がカリスマ講座を目当てに入学してくるからだ。
こそこそとした交渉ではなく、みんなが聞いている所で
金額についても公開交渉をした。
これ以上の譲歩はないという条件を提示したのだ。
がつんと正論を突きつけると気分爽快になった。
昔からの同僚が、さすが、よくぞ言ってくれたと喜んで
いた。
メイクやネイルを教えている女性講師らとも久しぶりに
楽しい会話が弾んだ。
キンキラキンの殿様マスクも大いに笑われた。
昔は楽しかったよねえ、という話である。
いろんな思い出のあるファッション部門は今年度限りで
閉鎖になるという。
「え、うっそ~」。
開き直ると、思い出話に花が咲く。
それで、一足早いクリスマスのマドレーヌをもらった。
「サンタにあえてよかった~」
胸がスカッとした。
何も恐れるものはない。
不機嫌が一気に晴れた。
威圧されても、言うべきことははっきりと言うべきだ。
結果、不利益を被るとしても、相手はもっと不利益を被
ることになる。
国旗・国歌反対というのがまかり通っているのは日本だ
けの事だろう。
ナンチャイ、ナンコリャさまを刺激しないようにと、植
民地根性で忖度をする。
ヘイトジャパンはいいが、ヘイトコリアは犯罪だという。
たしかに、国歌には問題がある。
「君が代」の君とは誰なんだということである。
これが天皇を指すと言うなら、君が代は拒否したい。
国民の象徴としての権威は失われたというべきだからで
ある。
支持されるべき「君」とは、天照大神とするのが無難だ
ろう。
しかし、それにも違和感がある。
かつては、天皇の御代と言う意味があったからである。
この際、国歌は新曲に差し替えた方が良い。
最もふさわしいと思える歌は、「エル・カンターレの歌」
だったか、あの合唱曲が良いと思う。
「麗しき、光の大地・・・」とうたわれるあの曲である。
そういう国になるとよい。
恐れることなく、行動する者となりたい。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party