北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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右京VS小野田 今後の行方・・・

2008-12-03 22:31:51 | ドラマ
(今週の相棒)

「だって、警察はいつもそうでしょ」

出た~!小野田節炸裂!
警察が取調べ中に被疑者を死なせてしまった件で、あくまでも真相を追究する右京さんに対して、その必要はないと考える官房長が発した言葉。
いつもなら、この小野田節に対し、「はいぃ~?」の一言を発しそうな右京さんも、今回ばかりは言葉を発することができず、無言で小刻みに震えていただけだったのが、すごく印象的だった。

「相棒」に限らず、刑事ドラマで警察の不正が描かれることはよくある話だけど、臆せず真っ向から真相に立ち向かう特命係(アンド今回は伊丹も)に対し、正義の心は持ちつつも、どうにも真意が測りかねる言動の小野田官房長。
官房長とて、決して、適当なところでお茶を濁そうとしているわけではないのだろうけど、その、「何を考えているかわからない」というところが、最後に大きな余韻を残す形となって、次回以降の期待に繋がっていく。これは、1stSeason以来何度となく描かれてきた構図だけど、印象としては、今回が一番、その辺の対比がはっきりと描かれていた気がする。
Season6最終回のラストで、薫ちゃんに「杉下の正義は時に暴走するよ。一緒に大怪我する前に、君もそろそろ身の振り方を考えておくべきじゃないかしら」と言った官房長だけど、今日のような展開を見ていると、この「右京VS小野田」の対比構造が、ひょっとして薫ちゃんの「卒業」の伏線となるのでは?なんていう気もしてくるんだけど、果たしてどうなることやら。

最後に、先週の松田賢二さんに続き、今週は金山一彦さんと、2週続けて「仮面ライダーキバ」のレギュラーキャストがゲスト出演していたが、これは単なる偶然なのか、それとも何か意図があるのか?そんなことを考えながら見るのも、また楽しいものだと思う。
コメント
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