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北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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霞の城

2010-11-24 20:25:37 | 道外旅行記



山形駅西口にある「霞城公園」。
「霞城」とは、この地にあった「山形城」の別名で、昨年の大河ドラマ「天地人」で脚光を浴びた、かの直江兼続(上杉軍)が、近郊にある「富神山」という山の麓から、この城を十日間に亘って見続けたものの、霞がかかって何も見えなかったことから、そのように呼れるようになったとのこと。
そして、現在もその呼び名が定着していて、「霞城公園」として整備され、市民の憩いの場となっている。








公園内の石垣と空堀。
石垣の一部は展望台になっているようなのだが、残念ながら、ロープが張られていて上がることができませんでした。








写真の「二ノ丸」が特別公開されていたので入ってきました。
中では、山形地方の歴史や、大河ドラマでも描かれた合戦にまつわる資料が多数展示されていました。





裏手にある「東大手門」。
山形城の敷地面積は実に約70万坪あるとされており、勇壮な天守閣ではなく、本丸、二ノ丸、三ノ丸が配置されていて、二ノ丸跡と三ノ丸跡の一部は国の史跡にも指定されている。
延文元年(1356年)、最上一族の祖とされる斯波兼頼が楯を築いたのが始まりとされており、その後、第十一代当主である最上義光が、文禄から慶長(1592年~1615年頃)にかけて城を改築したとされている。





これが、その最上義光公の像。
この人物に関する話は、また次の記事で。
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