最終回

「相棒」Season10が最終回を迎えた。
今年は、残業続きで、生で観られないことが多かったのだけど、せめて最終回ぐらいは生でと思い、１９時３０分で仕事を強制終了。
徒歩で帰ったのでは間に合わないので、タクシーを呼び、何とか間に合うようにテレビの前に座った。

既報のとおり、及川さん演ずる神戸警部補が、今回を持って番組から卒業。
色々と週刊誌等でネタバレめいた情報も流れていたけれど、正直な実感として、結末に至るまでの過程で、一体何がどうなっていたのか掴みかねるという感は否めない。
事件そのものは、「相棒」らしい、一体何が正義なのか、どうすることが正解なのか、あるいはそもそも正解というものが存在するのかという内容でとても面白かったけど、四年前の薫ちゃんの卒業の時と違って、「花道」という感じではなかったような気もして、正直、少々消化不良気味。
でもまあ、何だかんだで三年間楽しませてもらったし、特に今シーズンは、かつての名ゲスト（守村やよいさん、マーロウこと矢木探偵、レギュラーになった幸子さん、それに、最終回に登場の、長谷川元副総監に、あの片山雛子女史など）達との絡みで、前２シーズンにはなかった一面も見せてくれたので、番組のファンとしては、素直に、「お疲れ様。どうもありがとう」と声をかけたいと思う。
今回の卒業劇が、どういう意味合いを持って描かれているのかは、これから繰り返し見て、自分なりに考えを深めていければと思う。
及川さん、本当にお疲れ様でした。

ということで、俄然気になってくるのが、三代目となる新相棒。
結構あちこちで、切りよくSeason10で終了するのではないかという声が聞かれていたし、実は私も、ある筋から、それっぽい話を聞いていたりもしたのだけど、テレビ朝日の公式サイトにて、「Season11をお楽しみに」ということが書かれていたので、まずは一安心。
新相棒は果たしていつ発表されるのか、そしてどんな人？
右京さんの相棒なので、薫ちゃんや尊君と同じくらいの年代の人ということになるんだろうと思うけど、思い切って若手の起用というのも面白いのではないかという気もする。
昔の「太陽にほえろ！」の新人刑事のように、新進気鋭の若手を抜擢するまではいかなくても、何となく、若い人に期待しようかなという気持ちは以前から持っていた。
さあ、いつ頃発表になるでしょうかねえ・・・？