北海道新聞社から刊行された、函館市電開業100周年記念の本。
一昨日、市内の書店で見つけて早速買いました。
内容は、昔から今に至る写真を主体に、それぞれの時代背景に関する解説文が添えられているという物で、古い時代の写真を見ていると、写真の中の世界に行ってみたい気持ちにさせられることも。
私が生まれる前の頃の写真でも、一緒に写っている建物を見れば、現在のどのあたりかはっきりわかる物も多く、知らない時代のことなのに、写真の場所を実際に歩いているかのように感じられます。
昨年4月に江差に来てからは、函館に行くとなると車ばかりなので、市電に乗る機会もそんなにないのだけど、たまに乗ったりすると、何だかとても懐かしいというか、気持ちが一気に安らぐことも。
そんな気持ちにさせてくれる存在というのはとても貴重だと思うので、これからも、函館と関わり続ける限りは乗り続けたいです。