北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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ここにも思い出が

2015-08-16 15:18:03 | 懐かしの思い出
「なぜだ!? 売れない文庫フェア」 久住書房が破産 ユニーク販売企画で注目(産経ニュース)


予め言っておきやすが、「電磁戦隊メガレンジャー」のサブタイトルではございやせん。(わかるって)

札幌市内の書店の破産手続きのニュースなんだけど、リンク記事では、書店の所在が「厚別区大谷地」となっているが、実はこの本屋さん、実家の側の西区琴似にも店舗を構えていて、そこは、高校時代、学校帰りによく立ち寄った思い出の場所なので、今回、久しぶりにその場所へ行ってみた。





地下鉄東西線琴似駅から徒歩で10分ほど西へ向かった所にあるビル。
ビルそのものは昔から変わっていないのだけど、この1階に、記事にある「くすみ書房」がありました。





現在は、道内でチェーン展開している「セイコーマート」が入っているのだけど、この出入口=くすみ書房である私にとっては、現在の店員さんや、常連となっている近所の方々には申し訳ないのだけど、複雑と言うか、寂しい気持ちがこみ上げてきてしまいます。

リンク記事に「売れない文庫フェア」とあるけれど、これは、他の店にはないこの本屋さん独自の企画で、店頭にある本の中で、長年同じ場所に置かれているにも関わらず全く売れない本ばかりを集め、逆にそれをネタにして大々的に売り出すというもので、新聞だけじゃなく、テレビのニュースでも紹介された記憶があります。
残念なニュースだけど、思い出の一つとして、胸にしまい続けていこうと思います。





このお店とは全然関係ないのだけど、すぐ側にある歩道橋。
高校3年間は主にバス通学で、実家からは、乗り換えなしで一本で行けたんだけど、1年生の時、乗り換えが伴う同級生のことが何だか羨ましいと感じたことがあり、一本で行けるのに、わざと遠回りして乗り換えをするということをやっていて、その時に毎日渡っていたのが、この歩道橋ということでした。





当時は、写真のバス停で最初のバスを降り、





そして、ちょうど正にバスが停まろうとしている場所で、高校行きのバスに乗り換えるなんてことをしてました。
始発である地下鉄琴似駅のバスターミナルまで真っ直ぐ歩けばいいものを、何故か乗り換えというものに憧れて、わざわざこんなことをしちゃってました。
これもまた、高校時代のよい思い出です。
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戦災地跡

2015-08-16 15:08:28 | 函館
昨日は70回目の終戦の日。
皆さんそれぞれの思いで、この日を迎え、過ごしたことと思われます。

1945年の7月14日と15日、つまり終戦の一ヶ月前に、東北・北海道地方も、アメリカ海軍機動部隊の艦載機の攻撃を受け、函館も大きな被害を受けていました。
空襲により、当時12隻運航されていた青函連絡船は、沈没8隻、座礁炎上2隻、損傷2隻、つまり無傷が1隻もないという壊滅的な打撃を受け、死者・行方不明者は425名とされており、同時に函館市街地に対する攻撃も行われ、多数の死傷者が出ました。





写真は、西部地区にある、西中学校という学校の敷地。
この辺りは、当時駒止町という名前で、ちょうど写真のこの辺りが、戦災地跡とされており、「はこだて検定」の公式テキストに、空襲に遭った方の証言が掲載されています。
ガイドブックにもなかなか載っていないことなので、あまり知られていないことかもしれませんが、この機会にと思って掲載しました。
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