先月女満別空港に行って、旅に出たい気分がさらに高まった私。
実はその後も、道内の某空港にちょこっと立ち寄ったのだけど、その話はまた後日ということにして。
今年はもう、国内(道外)旅行は諦めるということになりそうですね。
首都圏だけが(新型コロナウィルス感染者数が)突出していた頃は、「東京がだめなら他の地方に・・・」なんてことも頭を過ぎっていたのだけど、それもだめそうですねこの調子じゃ。
で、その「他の地方」というのは具体的にどこかと言うと、自分の中では、京都だったり大阪だったり。
大阪は、一昨年の1月に出張で行っていたのだけど、先日、スマホの中の写真を整理していたら、そのときに撮った一枚の写真を見つけたので、ちょっとご紹介。
大阪メトロ千日前線の「日本橋」駅。
そういえば、同じ表記でも、東京は「にほんばし」なのに、大阪は「にっぽんばし」。
ということで、ようやくここで、不定期でシリーズ化しているこの記事のタイトルに繋がります。
さて、どう違うのでしょう・・・。
江戸の「日本橋」は、1603年に架けられた、幕府が直轄管理する「公儀橋(こうぎばし)」で、かたや大坂の「日本橋」は、1619年に架けられた、同じ公儀橋ですが、江戸の方は、当初、江戸城築城の便宜の為に、川に二本の丸太を架けていたので、工事人夫達がいつからか「二本橋」と呼び、やがて、江戸随一の橋ということで「日本橋」と呼ぶようになったという説が有力視されているそうです。
それに対し、大坂の方は、竣工当時から「日本橋(にっぽんばし)」となっていたそうで、これぞ日本一の橋という、大坂人の心意気が現れていたという説があるそうです。
また、別な説として、本当は江戸の方も「にっぽんばし」と読ませたかったのだけど、大坂とかぶってしまうので、やむなく「にほんばし」のままにしているというのもあるそうです。
諸説あるようだけど、調べて出てきたこれらの説は、なるほどねと納得できるような気がします。
これに限らず、「日本」と書いて「にほん」と読むか「にっぽん」と読むかは、色々かと思うけど、例えば、
我が北海道に本拠地を持つプロ野球チーム「日本ハムファイターズ」は「にっぽんはむ」。
「日本銀行」も「にっぽんぎんこう」が正しい読み方だということを、この記事のために調べて初めて知りました。
(写真は「日本銀行釧路支店」の旧店舗)
感覚の問題かもしれないけど、確かに「にっぽん」の方が、私達には馴染んでる感もありますかね。