「ポー川史跡自然公園」の一角にある「開拓の村」というエリア。
ここでは、昔懐かしい施設が多く見られます。
例えばこの建物。
「教育所」ですか。外観からして昔懐かしい学校の建物という雰囲気があります。
私は、こういう昔ながらの学校には通ったことはないけれど、道南の八雲町にいた頃、町の郊外には、このような古い小さな木造校舎の学校が沢山あって、交流授業や遠足などで訪問したことがあるのを思い出します。
黒電話は、今でも色々な所で見かけますが、これは初めて見ました。
「体験しよう」という貼り紙のとおり、実際に通話を体験することができるそうです。
教室!
こういう教室で学んだことはなくても、教室自体がとても懐かしく感じられます。
写っているストーブは、石炭ストーブですかね。
木製のベンチ。
散策の途中で休憩を取ることができるのがいいですね。
昔の漁業で使われていた船ですね。
これは・・・何でしょう?漁具?
これは・・・、何かの倉庫?
網蔵だそうです。
「カグラサン」って何かなと思って調べて見ると、「神楽桟」と書き、漁師が、鯨のような大きな魚(鯨は魚類ではないけど、まあいいのか)を陸揚げしたり、大きな網を移動したりするときに用いる人力のウィンチだそうです。
「開拓の村」を見た後は、園内に広がる「標津湿原」へ。
「標津湿原」は、「標津川」と「ポー川」という二つの川の間に広がる、総面積317haの湿原で、このうち212haが、国の天然記念物に指定され、公園内で保存されています。
木道を通っての園内散策。
徒歩もいいですが、自転車で行くのも快適でオススメです。
湿原内では、絶滅危惧種に指定されているものも含め、街中では見られない貴重な植物を見ることができます。
時間があれば、一つ一つゆっくり見て歩くのもよいかもしれません。