札幌駅前に立つ商業ビル「ESTA」。
垂れ幕が掲げられました。
今年の8月31日をもって、45年の歴史に幕を下ろすことになっています。
それを受けて、地下1階にこのようなコーナーが。
「ESTA」が札幌駅南口に誕生したのは、昭和53年(1978年)9月1日。
デパートの「そごう」が主要テナントとなっていましたが、当時5歳だった私も、開業当時のことは、何となくだけど記憶に残っています。
以前も紹介したことがあるのですが、「ESTA」というのは何かの略なのかなと思っていましたが、そうではなく、スペイン語の 「estación」(エスタシオン、駅・季節の意)に由来しているそうです。
懐かしい写真。
私たちの世代にとっては、「ESTA」といえば、やっぱり「そごう」なんですよね。
思い出は沢山あります。
かつては、この「ESTA」の上に、「そごう」の看板があって、札幌駅南口のランドマーク的存在だったんですよね。
「そごう」の印象が強すぎるあまり、「そごう」が、実は「ESTA」の一テナントに過ぎなかったということを知らなかったという人も多いのではないかと思います。
そうです、かくいう私がその一人だったりしてます。
コーナーの一角には、閉館を惜しむ人たちからのメッセージコーナーが。
ざっと見た中から、自分の思いに一番近いものを紹介。
「ESTA」の思い出は、閉館直前にでも整理して書こうと思います。
そして、こんなポスターもありました。
このメッセージは、先日の「イチオシ!!」で、メインMCの森さやかアナが朗読していました。
さやかアナの大ファンだから言うわけじゃないけれど、優しい声で語られたメッセージは本当に感動ものでした。今読み返してもグッときます。
おはようございます。
そうですよね、そごうは、子供心にも、東急や五番館とは違う何かがあると思ってワクワク感が強かったです。
小学生の頃にあった札幌のデパートで一番思い出深いのもそのためだと思います。
再開発もいいですが、知っている景色が消えてしまうのは寂しいですね。